展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示3
キーステン・レフシン氏寄贈のアイヌ語資料
2020.12.19(土) - 2021.04.15(木)




このたび北海道博物館は、デンマーク・コペンハーゲン大学のキーステン・レフシン名誉教授が1960〜80年代に記録したアイヌ語資料の寄贈を受け、整理作業を進めています。今回は資料の概要と内容、レフシン氏の経歴とアイヌ語調査の歩み、およびこの資料がアイヌ語の研究・学習にもたらす意義を紹介します。

クローズアップ展示4
渋沢栄一・渋沢敬三とアイヌ史・アイヌ文化
2020.12.19(土) - 2021.04.15(木)




実業家などとして知られる渋沢栄一(1840~1931)は、教育や社会事業にも様々な支援を行った人でもあるとされています。その孫・渋沢敬三(1896~1963)は、祖父の事業を引き継ぐとともに、自宅に「アチックミューゼアム」という研究所を設立するなど、民俗学にも多大の貢献を果たしたとされます。渋沢栄一と敬三、この二人は、それぞれにアイヌ史上の出来事やアイヌ文化研究において重要とされる文献の出版にも関わっています。アイヌ史、アイヌ文化における二人の関わりをたどってみます。

クローズアップ展示5
吉田初三郎と北海道
2020.12.19(土) - 2021.04.15(木)




総合展示室2階に大きく展示されている「北海道鳥瞰図(複製)」は、大正から昭和にかけて活躍した絵師・吉田初三郎が1936(昭和11)年に描いた作品です。初三郎は、日本全国の鳥瞰図※を制作し、北海道内各地をテーマにした作品も数多く残しました。このコーナーでは、初三郎による鳥瞰図や、名所絵はがきの中から、北海道に関連する作品を紹介します。 ※鳥瞰図とは、鳥が空から地上を見下ろしたように描いた絵のこと

クローズアップ展示6
たくぎん(北海道拓殖銀行)
2020.12.19(土) - 2021.04.15(木)




1998(平成10)年に看板を下ろした北海道拓殖銀行。当館収蔵庫のなかから、北海道に暮らした人たちにとって懐かしいものを紹介します。

クローズアップ展示7
リンゴはなぜ赤い? 木の実・草の実の不思議な世界
2020.12.19(土) - 2021.04.15(木)




リンゴが赤いのは何のため? ブドウの甘〜いにおいは? 木の実・草の実や、そのタネには、さまざまな色や形のものがあります。不思議な形をしたもの。あざやかな色をしたもの。食べておいしいもの。ふわふわしたもの。トゲトゲしたもの。そこには、植物が子孫をのこすための工夫がかくされています。 いろいろな植物の果実や種子をよ〜く観察して、何のための工夫なのか考えて、そのフシギをのぞいてみましょう。

クローズアップ展示1
近世文書を読む④村山家文書
2020.10.16(金) - 12.16(水)




江戸時代の村山家は、松前・蝦夷地で活躍した屈指の豪商です。屋号の阿部屋は、初代伝兵衛の出身地・能登国羽咋郡阿部屋村(現石川県羽咋市)に由来し、店印の■は、船を15隻持ちたいとの願いをこめて名付けられたといわれています。三代目伝兵衛の代には、蝦夷地の場所請負などで家業の基礎を築き、その後松前城下商人の筆頭として活躍しました。 ここでは、村山家ゆかりの貴重な古文書のなかから、その一部を紹介します。

クローズアップ展示2
旧松前藩士南條家の資料
2020.10.16(金) - 12.16(水)




松前藩士南條家は、15世紀に、北海道南部、現在の知内町にあった城館「脇本館」の館主・南條季継を初代とする家柄です。やがて蠣崎家(松前家)に仕え、江戸時代終わりごろには、中書院席200石取りの中級藩士として、主に奉行クラスの役職を務めました。近年新しく寄贈された南條家資料は、南條家歴代の内、幕末維新期の当主であった南條将(信敏)(1835~1910)に関わるものが中心で、文書資料、生活資料、美術資料あわせて126件からなっています。

クローズアップ展示1
近世文書を読む③工藤家文書
2020.08.14(金) - 10.15(木)




江戸時代の北海道の大部分は蝦夷地と呼ばれ、アイヌ民族の住む地とされていましたが、道南・渡島半島の南端部は、松前藩の支配する和人地(松前地)とされ、多くの和人が住んでいました。このたび紹介する古文書は、和人地の乙部神社(乙部町)において、代々神主を務めた工藤家に伝わったコレクションです。今回は、そのなかから、京都の吉田家から与えられた「神道裁許状」を中心にご紹介します。

クローズアップ展示2
船絵馬
2020.08.14(金) - 10.15(木)




船絵馬とは、船が描かれた絵馬のことです。主に江戸時代から明治時代にかけて、全国の神社や寺院に奉納されました。奉納者は、船の所有者や船頭などで、奉納の目的は、神仏に向かって、航海安全や豊漁を祈願したり、それらの願いが叶ったことへの感謝を伝えたりすることでした。 船絵馬をよく見ると、制作者による描き方の違いや、造船技術の発達など、さまざまな情報を得ることができます。船絵馬の見どころの一部をご紹介します。

クローズアップ展示3
祈りの造形 -キツネ神の舟-
2020.08.14(金) - 12.16(水)




アイヌ民族が用いた伝統的なお守りの一つに、神(カムイ)とされる動物の頭骨を用いたものがあります。今回はこうしたお守りについて、白老町で使用されていたキツネの神と、長万部町で使用されていた、キツネの神を安置するための舟を中心に紹介します。

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