展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示2
新選組の元幹部隊士 永倉新八
2021.04.16(金) - 06.17(木)




新選組は、幕末の京都で江戸幕府に敵対する浪士たちを取り締まった、幕府お抱えの剣客集団です。その幹部隊士の一人、永倉新八(1839〜1915)は、江戸で働いていた松前藩家臣の次男として生まれ、明治維新後は松前藩の医者・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を変えるなど、北海道にゆかりの深い人物です。多くの幹部隊士が幕末から明治維新期の動乱のなかで命を落としましたが、大正時代まで生きた永倉は、新選組の活動を後生に語り継いだ生き証人といえます。

クローズアップ展示3
祈りの造形 -音吉さんのイナウ
2021.04.16(金) - 08.12(木)




幕末の礼文島で生まれ育ち、稚内市抜海を経て晩年は豊富町兜沼のほとりに暮らしていた音吉さん。すぐれたハンターであり、また和人入植者を支えたことでも知られる彼の歩みを、残された資料からたどります。

クローズアップ展示4
新しく仲間入りしたアイヌ民族に関する資料たち
2021.04.16(金) - 12.15(水)




近年、北海道博物館に寄贈されたアイヌ民族に関する資料のお披露目として、今回は、アイヌ語地名の研究で知られる山田秀三氏(1899-1992)旧蔵資料の一部を紹介します。山田氏の著作などから読み取ることのできる、資料の記録や記述とともにじっくりとご覧ください。

クローズアップ展示5
岩手県から北海道へ渡った神楽
2021.04.16(金) - 08.12(木)




北海道のおまつりや行事のなかには、江戸時代から伝わる松前神楽、鹿子舞、七夕踊り、奴行列、祭ばやしなどがみられます。また、明治時代以降になると、本州などから移り住んできた人びとが、ふるさとで習い覚えた神楽や獅子舞などを新たに伝えたものもあります。これらのなかには、100年をこえて続いているものが多くみられます。しかし、近年では、後継者の高齢化や人手不足などにより、地域で伝えていくことがむずかしくなっています。

クローズアップ展示6
おふろに行こう!
2021.04.16(金) - 08.12(木)




札幌公衆浴場商業協同組合(さつよく)のウェブサイトによると、1971(昭和46)年には全道で約1200軒、札幌市内には約270軒の公衆浴場が営業をしていました。1970年ごろ、国内の内風呂の普及率が50%ぐらいといわれています。家庭にお風呂が普及していなかったころ、銭湯に通うのは、ごくありふれた日常でした。

クローズアップ展示7
〈歩く宝石〉北海道のオサムシ
2021.04.16(金) - 08.12(木)




北海道にはオオルリオサムシとアイヌキンオサムシオサムシという宝石のように美しいオサムシが生息しています。赤や青、緑色に輝く色や背面の様々な模様などオサムシの多様性をじっくり観察してみてください。

クローズアップ展示1
近世文書を読む⑥近藤家文書
2021.02.19(金) - 04.15(木)




近藤家は、15世紀中ごろ(室町時代)に北海道南部の館主として登場し、江戸時代は松前藩の上級藩士となって活躍し、明治維新以後は教育者となった古い家柄です。近藤家資料は、全体で700件以上に及び、館主以来の系譜をもち、しばしば重職についた旧松前藩士の資料として、江戸時代の松前藩の実態等をさぐることのできるコレクションとなっています。ここでは、当館所蔵の貴重な古文書のなかから、その一部を紹介します。

クローズアップ展示2
新しく仲間入りした歴史資料たち
2021.02.19(金) - 04.15(木)




北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、既に収蔵されている20万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管しつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用していくことになります。ここでは、近年、札幌市にお住まいの古地図研究家・髙木崇世芝氏からご寄贈いただいた歴史資料について紹介します。

クローズアップ展示1
近世文書を読む⑤岩野家文書
2020.12.19(土) - 2021.02.18(木)




当館には、北海道開拓記念館(現北海道博物館)が開設される1971(昭和46)年以前に収集され、約50年、大切に保管してきた数々のコレクション(資料・収蔵品)があります。ここに紹介する岩野家文書もそのなかの一つです。 ここでは、岩野家に伝わるヲタスツ(歌棄)場所関係古文書をご紹介します。

クローズアップ展示2
北海道のお酒とジュースのラベルあれこれ
2020.12.19(土) - 2021.02.18(木)




北海道の開拓が進むにつれて、道内のさまざまな地域でお酒(特に日本酒)がつくられるようになりました。また、西洋風の生活文化が広がっていくにつれて、サイダーのようなジュースも販売されるようになっていきます。今回の展示では、昭和のはじめごろまでに道内でつくられ、販売されたお酒やジュースを中心に、そのラベルを紹介します。かつて道内で流通していた商品のごく一部ではありますが、その個性豊かな世界を感じ取っていただければと思います。

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