展示

クローズアップ展示は総合展示室に7つある、資料や話題を定期的に入れ替えて展示するコーナーです。新たに収集した資料や、資料の劣化を防ぐために限られた期間しか展示できない貴重な資料も登場します。どうぞお見逃しなく!

ただいまのクローズアップ展示

クローズアップ展示1
『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む(右隻:1~6月)
2022.04.15(金) - 06.16(木)




2022(令和4)年は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822〜1876)生誕200年です。屏山の代表作の一つである「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌの人びとの一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしをさぐることができる絵です。 このコーナーでは、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』(模写)をご紹介します。 右隻(1〜6月)展示期間:4月15日(金)〜6月16日(木)、8月12日(金)〜10月13日(木) 左隻(7〜12月)展示期間:6月17日(金)〜8月11日(木)、10月14日(金)〜12月14日(水)

クローズアップ展示2
新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
2022.04.15(金) - 06.16(木)




幕府お抱えの剣客集団・新選組の幹部隊士として幕末の京都で剣をふるった永倉新八は、明治維新後の1871(明治4)年、松前藩の医師・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を改めました。生まれ育った松前藩の江戸藩邸を19才の時に飛び出して新選組に参加した新八が、再び松前藩に戻ることができたのは、家老・下国東七郎の世話があったと伝えられています。今回は、新八が聟養子に入った松前藩医・杉村家にゆかりの資料について紹介します。

クローズアップ展示3
田辺尚雄によるアイヌ音楽の調査記録
2022.04.15(金) - 08.11(木)




田辺尚雄(1883~1984)は、明治から昭和にかけての日本における近代的な音楽研究の草分けの一人であり、国内各地や周辺諸国での伝統的な音楽の調査をはじめ多岐にわたる研究を行った学者でした。音楽学者によるアイヌ音楽の録音・調査としては、1923(大正12)年に樺太(今のサハリン)で田辺が行った録音と調査が初めてと言えます。ここでは、田辺の樺太での調査・録音の一端について、紹介します。

クローズアップ展示4
【特別展関連】アイヌ口承文芸のなかの虫たち
2022.04.15(金) - 09.29(木)




アイヌの口承文芸にはいろいろな動物たちが出てきますが、そのなかには虫たちも登場します。物語のなかで、虫たちはどのように描かれているでしょうか。今回は、映像や絵本などで取り上げられているものをご紹介します。

クローズアップ展示5
岩手県から北海道へ渡った神楽
2022.04.15(金) - 08.11(木)




北海道のおまつりや行事のなかには、江戸時代から伝わる松前神楽、鹿子舞、七夕踊り、奴行列、祭ばやしなどがみられます。また、明治時代以降になると、本州などから移り住んできた人びとが、ふるさとで習い覚えた神楽や獅子舞などを新たに伝えたものもあります。これらのなかには、100年をこえて続いているものが多くみられます。しかし、近年では、後継者の高齢化や人手不足などにより、地域で伝えていくことがむずかしくなっています。

クローズアップ展示6
【特別展関連】虫と戦い、虫と親しむ
2022.04.15(金) - 09.29(木)




食べ物に寄ってくるハエや、隙あらば血を吸うカ。そんな虫たちと人は戦ってきましたが、鳴き声に季節を感じたり、子どもたちは昆虫採集に熱中したりすることも。収蔵資料から、くらしのなかで虫と人との付き合いに関わるものを紹介します。

クローズアップ展示7
【特別展関連】〈歩く宝石〉北海道のオサムシ
2022.04.15(金) - 09.29(木)




赤や青、緑色に輝くオオルリオサムシとアイヌキンオサムシ。2種ともに世界中探しても北海道とその周辺離島でしか見られない北海道固有の昆虫です。このオサムシはハネが退化していて硬い前ハネはくっついてカメの甲羅のようになっています。飛べないため、大きな山や川などがあると越えられません。そのため道内各地で少しずつ違っていて、道内各地で亜種に分かれています。北海道を代表する宝石のようなオサムシの色や形の多様性をじっくり観察してみてください。

次回予告

  • クローズアップ展示1
    《蝦夷風俗十二ヶ月屏風》を読む (左隻:7~12月)
    2022.06.17(金) - 08.11(木)

    19世紀中ごろのアイヌ民族の一年間の生活のうつりかわりや、場所請負制というしくみのもとで変わりつつあるアイヌ民族の様子を描いた屏風を紹介します。

  • クローズアップ展示2
    生誕200年 絵師・平沢屏山
    2022.06.17(金) - 08.11(木)

    平沢屏山(1822-1876)はアイヌ民族を描いたことで知られる絵師です。北海道博物館所蔵資料のなかから、屏山によって描かれた作品や、屏山の絵画をもとに描かれた作品などを紹介します。

  • クローズアップ展示3
    受け継がれる手業 二風谷の工芸品
    2022.08.12(金) - 12.14(水)

    アイヌ民族の伝統工芸は、近世から「蝦夷土産」として和人社会に愛好され、近代以降も観光産業と結びつくことで今日まで受け継がれてきた側面を有します。今回は、二風谷に住む工芸家たちが製作した民具を通じ、その「技」を紹介します。

  • クローズアップ展示4
    アイヌ無形文化伝承保存会 その設立と歩み
    2022.09.30(金) - 12.14(水)

    第2テーマの中テーマ4「歩みをたどる」を深める一環として、山田秀三文庫中の関連資料の活用の一環として、アイヌ無形文化伝承保存会の設立と足跡を紹介。小川佐助らが積極的に関与するなど、特に設立当時の理念と活動に今日的にも意義があることに触れます。

  • クローズアップ展示5
    新しく仲間入りした生活・産業資料たち
    2022.08.12(金) - 12.14(水)

    2020~2021年度にかけて収集した鋸職人の道具、戦後の札幌市内の様子がわかる写真、福井県からの移住者が持ってきた婚礼用の丸帯などを紹介します。

  • クローズアップ展示6
    たくぎん(北海道拓殖銀行)
    2022.09.30(金) - 12.14(水)

    1900(明治33)年4月に営業を開始し、1998(平成10)年に看板を下ろした「たくぎん」(北海道拓殖銀行)。さまざまな「たくぎん」資料群のなかから、高度経済成長期の北海道の経済や産業、人びとのくらしと関係の深いものを紹介します。

  • クローズアップ展示7
    リンゴはなぜ赤い? 草や木の実の不思議な世界
    2022.09.30(金) - 12.14(水)

    植物は動物と違って動けません。タネが遠くまで運ばれることは、植物にとって唯一の移動するチャンスです。いろいろな果実や種子と、その工夫を紹介します。