展示

クローズアップ展示は総合展示室に7つある、資料や話題を定期的に入れ替えて展示するコーナーです。新たに収集した資料や、資料の劣化を防ぐために限られた期間しか展示できない貴重な資料も登場します。どうぞお見逃しなく!

ただいまのクローズアップ展示

クローズアップ展示1
描かれたアイヌ民族のサケ漁—小玉貞晨筆『蝦夷国魚場風俗図巻』
2021.04.16(金) - 06.17(木)




『蝦夷国魚場風俗図巻』は、18世紀中ごろの蝦夷地におけるアイヌ民族と和人の交易や儀礼の様子、サケをとる場面や加工をする場面などが描かれている絵巻物です。アイヌの人たちが和人の指揮のもとでサケ漁を行い、本州へ出荷するための産物をつくっていたことを思わせるものです。今回は、地引き網を用いてのサケ漁と、筋子づくりの場面を展示します。

クローズアップ展示2
新選組の元幹部隊士 永倉新八
2021.04.16(金) - 06.17(木)




新選組は、幕末の京都で江戸幕府に敵対する浪士たちを取り締まった、幕府お抱えの剣客集団です。その幹部隊士の一人、永倉新八(1839〜1915)は、江戸で働いていた松前藩家臣の次男として生まれ、明治維新後は松前藩の医者・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を変えるなど、北海道にゆかりの深い人物です。多くの幹部隊士が幕末から明治維新期の動乱のなかで命を落としましたが、大正時代まで生きた永倉は、新選組の活動を後生に語り継いだ生き証人といえます。

クローズアップ展示3
祈りの造形 -音吉さんのイナウ
2021.04.16(金) - 08.12(木)




幕末の礼文島で生まれ育ち、稚内市抜海を経て晩年は豊富町兜沼のほとりに暮らしていた音吉さん。すぐれたハンターであり、また和人入植者を支えたことでも知られる彼の歩みを、残された資料からたどります。

クローズアップ展示4
新しく仲間入りしたアイヌ民族に関する資料たち
2021.04.16(金) - 08.12(木)




近年、北海道博物館に寄贈されたアイヌ民族に関する資料のお披露目として、今回は、アイヌ語地名の研究で知られる山田秀三氏(1899-1992)旧蔵資料の一部を紹介します。山田氏の著作などから読み取ることのできる、資料の記録や記述とともにじっくりとご覧ください。

クローズアップ展示5
岩手県から北海道へ渡った神楽
2021.04.16(金) - 08.12(木)




北海道のおまつりや行事のなかには、江戸時代から伝わる松前神楽、鹿子舞、七夕踊り、奴行列、祭ばやしなどがみられます。また、明治時代以降になると、本州などから移り住んできた人びとが、ふるさとで習い覚えた神楽や獅子舞などを新たに伝えたものもあります。これらのなかには、100年をこえて続いているものが多くみられます。しかし、近年では、後継者の高齢化や人手不足などにより、地域で伝えていくことがむずかしくなっています。

クローズアップ展示6
おふろに行こう!
2021.04.16(金) - 08.12(木)




札幌公衆浴場商業協同組合(さつよく)のウェブサイトによると、1971(昭和46)年には全道で約1200軒、札幌市内には約270軒の公衆浴場が営業をしていました。1970年ごろ、国内の内風呂の普及率が50%ぐらいといわれています。家庭にお風呂が普及していなかったころ、銭湯に通うのは、ごくありふれた日常でした。

クローズアップ展示7
〈歩く宝石〉北海道のオサムシ
2021.04.16(金) - 08.12(木)




北海道にはオオルリオサムシとアイヌキンオサムシオサムシという宝石のように美しいオサムシが生息しています。赤や青、緑色に輝く色や背面の様々な模様などオサムシの多様性をじっくり観察してみてください。

次回予告

  • クローズアップ展示1
    近世蝦夷地の古文書
    2021.06.18(金) - 12.15(水)

    北海道博物館が所蔵する近藤家資料、村山家資料、林家資料などのコレクションのなかから、近世蝦夷地に関する古文書を随時ご紹介します。

  • クローズアップ展示2
    新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
    2021.06.18(金) - 08.12(木)

    明治維新の後、新選組の元幹部隊士であった永倉新八は、松前藩医杉村介庵の養子となりました。杉村家ゆかりの資料について紹介します。

  • クローズアップ展示3
    「水」や「湿地」のアイヌ語地名ー山田秀三の地名調査資料からー【特別展関連】
    2021.06.18(金) - 12.15(水)

    北海道の地名の多くはアイヌ語に由来します。水や湿地・湿原に関わるアイヌ語に由来する地名を、アイヌ語地名研究者山田秀三の資料を通して紹介します。

  • クローズアップ展示4
    アイヌ民族の湿地利用【特別展関連】
    2021.06.18(金) - 12.15(水)

    湿地に生えるガマやスゲ類からは、それぞれの素材の特質を活かして、ゴザやカバンなど様々な製品が作られてきました。当館の収蔵品から、アイヌ民族と湿地の植物の関わりを紹介します。

  • クローズアップ展示5
    木村捷司の壁画「開拓」制作関連資料
    2021.06.18(金) - 12.15(水)

    総合展示室2階の巨大壁画『開拓』は、今から50年前、北海道開拓記念館の開館にあたって、画家の木村捷司によって制作されました。制作過程がわかる資料や写真を紹介します。壁画とともにご覧ください。

  • クローズアップ展示6
    たくぎん(北海道拓殖銀行)
    2021.06.18(金) - 12.15(水)

    1998(平成10)年に看板を下ろした北海道拓殖銀行。当館収蔵庫のなかから、北海道に暮らした人たちにとって懐かしいものを選んで紹介します。

  • クローズアップ展示7
    アライグマのひみつ【特別展関連】
    2021.06.18(金) - 12.15(水)

    野幌森林公園にも生息しているアライグマ。今回はその全身骨格を展示します。本来の姿はどのようなものなのか、骨から読み取ることができるでしょうか?心ゆくまでご覧ください。