展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示4
新しく仲間入りしたアイヌ民族に関する資料たち
2020.08.14(金) - 12.16(水)




近年、北海道博物館に寄贈されたアイヌ民族に関する資料のお披露目として、今回は、小刀と儀礼用の刀、儀礼用の刀を掛けるために使用する刀帯を紹介します。それぞれの資料がどのように使用されたのか、また、どうやって作られているのか、彫刻や縫い、編みの様子など細かい部分をじっくりとご覧ください。

クローズアップ展示5
馬追いの道具
2020.08.14(金) - 12.16(水)




馬追いとは、山からきり出した丸太を収穫する一連の作業の中で、馬を使って丸太を運搬する林業労働者を指します。トラックやブルドーザなどが普及する以前、北海道の林業の現場では、馬そりを利用して、丸太を集めたり、運んだりする馬追い達が活躍しました。 このコーナーでは、馬追いが使った、重い丸太を効率的に動かしたり、そりに積んだりする、様々な道具をじっくり観察しましょう。これらの道具の使い方を再現した映像も見てみましょう。

クローズアップ展示6
北海道とオリンピック
2020.08.14(金) - 12.16(水)




オリンピック夏季大会において活躍した北海道出身選手の一人、南部忠平は1932年ロサンゼルスオリンピックの三段跳で金メダルを、走幅跳で銅メダルを獲得しました。ここでは、彼ゆかりの品を紹介します。 また、1972(昭和47)年には、札幌でアジア初の冬季オリンピックが開催されました。実はその32年前に、第5回札幌オリンピックが予定されていましたが、戦争の影響により幻となりました。ここでは開催の準備の様子がうかがえる資料も紹介します。

クローズアップ展示7
恐竜と鳥をつなぐ骨
2020.08.14(金) - 12.16(水)




ヒトなど多くの動物では左右2本の「鎖骨」が肩と胸をつないでいます。一方、鳥類ではこれが癒合して1本のV字型の「叉骨」になっており翼の動きを助けています。鳥だけにあるとされていたこの骨がティラノサウルスの仲間でも発見されたことが、鳥が恐竜の生き残りであることの証拠の一つになりました。鳥の種類によって異なる不思議なフォルムにご注目ください。

クローズアップ展示1
近世文書を読む②林家文書
2020.06.12(金) - 08.13(木)




林家は、1869(明治2)年に場所請負制度が廃止されるまで、ほぼ半世紀にわたって、ヨイチ(余市)場所の請負人を務めた家柄です。林家資料は、全体で1,100件以上に及ぶ一大コレクションです。江戸時代の松前や蝦夷地の経済、支配のしくみ、とりわけ場所請負制のもとでのアイヌ社会の様子をさぐることができる資料群です。 ここでは、その一部をご紹介します。

クローズアップ展示2
新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
2020.06.12(金) - 08.13(木)




幕府お抱えの剣客集団・新選組の幹部隊士として幕末の京都で剣をふるった永倉新八は、明治維新後の1871(明治4)年、松前藩の医師・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を改めました。生まれ育った松前藩の江戸藩邸を19才の時に飛び出して新選組に参加した新八が、再び松前藩に戻ることができたのは、家老・下国東七郎の世話があったと伝えられています。今回は、新八が聟養子に入った松前藩医・杉村家にゆかりの資料について紹介します。

クローズアップ展示1
近世文書を読む①フラーシェム・コレクション
2020.04.11(土) - 06.11(木)




フラーシェム・コレクションは、蝦夷地場所請負人の研究者であったロバート G・フラーシェム(Robert G. Flershem)、ヨシコ N・フラーシェム(Yoshiko N. Flershem)夫妻旧蔵の文書群です。フラーシェム夫妻は、場所請負人であった山田文右衛門の足跡を追うなかで、北海道をはじめ日本全国を調査し、その過程で出会ったさまざまな古文書を収集してきました。その地道な活動が、一大コレクションを形成するに至りました。ここでは、その一部をご紹介します。

クローズアップ展示2
新選組の元幹部隊士 永倉新八
2020.04.11(土) - 06.11(木)




新選組は、幕末の京都で江戸幕府に敵対する浪士たちを取り締まった、幕府お抱えの剣客集団です。その幹部隊士の一人、永倉新八(1839〜1915)は、江戸で働いていた松前藩家臣の次男として生まれ、明治維新後は松前藩の医者・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を変えるなど、北海道にゆかりの深い人物です。多くの幹部隊士が幕末から明治維新期の動乱のなかで命を落としましたが、大正時代まで生きた永倉は、新選組の活動を後生に語り継いだ生き証人といえます。

クローズアップ展示3
伝承者が生きた近現代 平賀サダさん
2020.04.11(土) - 08.13(木)




日高町に生まれ育った平賀サダさん(1895ころ~1972)は、北海道日高地方の沙流川下流域のアイヌ語や伝統文化をよく知る伝承者として、多くの研究者に協力しました。単なる語り手としてだけでなく、他の人が語った物語の翻訳に協力するなど、研究者に多くのことを教え、支えた人でもあります。その平賀サダさんの歩みをたどると、近現代のアイヌの暮らしや、アイヌ語の調査や記録の歴史も見えてきます。ここでは、残された録音やゆかりの人びととの関わりをとおして、平賀サダさんの足跡を紹介します。

クローズアップ展示4
灰場武雄さんがつくったトンコリ
2020.04.11(土) - 08.13(木)




アイヌの伝統的な楽器の一つとされるトンコリ(五弦琴)は、現在では幅広い地域や年代の人によって演奏されていますが、古くは樺太(今のサハリン)や北海道の北端部で主に伝承されてきたといわれます。灰場武雄さんは樺太にくらしていたころからトンコリを製作していたといわれ、弾き手から定評のある楽器をつくることのできる人でもありました。 ここでは、灰場さんの作とされる3台のトンコリを展示しています。

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