展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示5
岩手県から北海道へ渡った神楽
2020.04.11(土) - 08.13(木)




北海道のおまつりや行事のなかには、江戸時代から伝わる松前神楽、鹿子舞、七夕踊り、奴行列、祭ばやしなどがみられます。また、明治時代以降になると、本州などから移り住んできた人びとが、ふるさとで習い覚えた神楽や獅子舞などを新たに伝えたものもあります。これらのなかには、100年をこえて続いているものが多くみられます。しかし、近年では、後継者の高齢化や人手不足などにより、地域で伝えていくことがむずかしくなっています。

クローズアップ展示6
みんなが夢中になった子ども雑誌
2020.04.11(土) - 08.13(木)




昭和の戦後復興期から高度経済長期にかけて、次々に誕生した子ども向け雑誌。戦後の娯楽の少ない時代には、夢や楽しみを与えてくれる貴重な存在でした。高度経済成長期に入ると週刊マンガ雑誌が次々と登場しました。連載マンガを中心とする内容で人気を伸ばし、子どもたちの生活の中に定着していきました。

クローズアップ展示7
北海道のカタツムリのいろいろ
2020.04.11(土) - 08.13(木)




ひとくちに「カタツムリ」と言っても、たくさんの種類がいます。北海道だけでも、殻の直径が4センチにもなる大型のエゾマイマイから、1ミリほどの小さなものまで、その数は60種以上になります。森の落ち葉の下には、よーく目を凝らさないと見えないような、小さな小さなカタツムリが何種もくらしています。 また、カタツムリの仲間は移動が苦手なため、同じ種類でも場所ごとに独自に進化して、色や形が大きく違っている場合もあります。

クローズアップ展示1
北のシルクロード:サンタン交易と蝦夷錦
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




江戸時代の北海道には、北のサハリン(樺太)から韃靼海峡(間宮海峡)を渡り、さらにアムール川(黒龍江)をさかのぼり、中国へとつながる絹の道がありました。アイヌ民族がサンタン人から手に入れ、松前藩主へ献上した絹織物は、中国の江南地方から、この道〈北のシルクロード〉をたどってはこばれてきた物でした。龍の文様がちりばめられた色あざやかな衣装は「蝦夷錦」とよばれ、本州の人びとに珍重されました。

クローズアップ展示2
新しく仲間入りした歴史資料たち
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、既に収蔵されている18万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管しつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用していくことになります。ここでは、近年、新しく北海道博物館の収蔵資料に仲間入りした歴史資料(文書資料・美術資料・記録資料)について紹介します。

クローズアップ展示3
関東におけるアイヌ語勉強会のようす -1980~2000年-
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




アイヌ民族に関する新聞やテレビの報道は、多くは北海道の出来事が取り上げられています。けれども、現在では道外で暮らすアイヌの人びとも多く、その中でも関東地方では、早くからお互いの親睦を図り暮らしを支え合う取り組みや、自分たちの文化を学び伝える活動が続けられてきました。ここでは、あまり知られていないこのような取り組みについて、1980年代を中心に関東におけるアイヌの人たちが自らアイヌ文化を学んでいた様子の一端が伺える資料を紹介します。

クローズアップ展示4
モノから見るアイヌ文化—耳飾りのいろいろ
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




アイヌ文化において人びとが伝統的な盛装を行うとき、装身具の一つとして身につける耳飾り。交易によってアイヌ文化にもたらされた耳飾りには、素材や形、大きさにさまざまなバリエーションが見られます。今回は、北海道博物館所蔵の耳飾り全59点を紹介します。

クローズアップ展示5
看板あれこれ
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




明治期以降、経済・産業の発展にともなって、さまざまな形・素材の看板が作られ、街を彩ってきました。街ゆく人びとが、その店の名前や販売商品、提供サービスを、「見て、わかる」ように、大きさやデザインが工夫されました。ここでは、当館コレクションの中から、多様な商業看板を紹介します。

クローズアップ展示6
「すまい」を彩るタイル
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




日本における本格的な建築用材としてのタイルの導入は、明治時代における西洋文化の流入とともに始まりました。大正時代には、一般住宅にも広く普及します。また、北海道においては、北海道農材工業株式会社(1947(昭和22)年~)などにより様々なタイルが開発・制作されました。 北海道において、様々な機能を持ちつつ装飾としても住宅に彩りを与えてきたタイルや、その契機となった品々をお見せします。

クローズアップ展示7
北海道にいるのいないの?モグラの仲間
2019.12.14(土) - 2020.04.10(金)




モグラの仲間は、ミミズや小さな昆虫を補食する哺乳類のひとつのグループです(以前は「食虫類」と呼ばれていました)。モグラといえば、トンネルを掘る姿が一般的なイメージですが、実際に生きたモグラを見たことのある人は意外と少ないかもしれません。というのも、実はトンネルを掘るモグラは北海道には生息していないのです。その代わりに、トンネルを掘るのはあまり得意ではないけれど地面を素早く移動できるトガリネズミというモグラの仲間が4種も生息しています。 ここでは、北海道に住む小さな小さな「モグラ」をご紹介します。

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