展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示2
北海道開拓にゆかりの歴史資料たち
2022.08.12(金) - 10.13(木)




日本各地から北海道へ移住してきた人びとは、本州以南とは異なる慣れない気候や風土の中で、うっそうとした森林を切り開いて住居や田畑をつくるなど、さまざまな苦労を重ねながら、新しい土地での生活を築いていきました。ここでは、北海道博物館が所蔵する、北海道開拓にゆかりの文書資料や記録資料について紹介します。

クローズアップ展示1
近世蝦夷地の古文書
2022.12.17(土) - 2023.04.13(木)




当館所蔵の近世文書(江戸時代の北海道に関する古文書など)を展示します。会期中の前半(2月16日(木)まで)は「場所請負証文を読む」をテーマに村山家資料、近藤家資料の場所請負証文を展示し、後半(2月17日(金)から)は「オムシャをさぐる」をテーマに林栴家資料のオムシャ関係文書などを展示します。
【前半】場所請負証文を読む 12月17日(土)〜2023年2月16日(木)
【後半】オムシャをさぐる 2023年2月17日(金)〜4月13日(木)

クローズアップ展示2
北海道の引札あれこれ
2022.12.17(土) - 2023.02.16(木)




引札とは、商店などの宣伝のために作られた「ちらし」のことです。江戸時代における浮世絵の伝統を受け継ぎ、美人画のように色鮮やかで人目を引くようなデザインのものなど、主に大正時代まで、さまざまな引札が全国各地で作られ、お得意さまに渡されたほか、店頭や街頭などでも配られました。ここでは、北海道博物館が、弥永北海道博物館で知られる研究家・収集家の弥永芳子さんから寄贈を受けた資料群(弥永コレクション)にある、明治から大正時代にかけて北海道内で作られた約40点の引札から、その一部を紹介します。

クローズアップ展示3
萩中美枝さんの仕事
2022.12.17(土) - 2023.04.13(木)




北海道様似村(現様似町)生まれの萩中美枝さん(1927~2021)は、1956(昭和31)年に知里真志保と結婚、その頃から夫・真志保の導きもありアイヌ文化の調査の道に進み、各地のアイヌの人々との交流を続け、口承文芸や衣食住に関する生活文化に多くの業績を遺しました。日本口承文芸学会では、北海道・東北支部の理事を務め、アイヌ口承文芸の研究を独自の視点で切り開き、後進の育成に尽力しました。
ゆかりの人々との関わりなどを交えながら、その足跡の一端を紹介します。

クローズアップ展示4
新しく仲間入りしたアイヌ民族に関する資料たち
2022.12.17(土) - 2023.04.13(木)




近年、北海道博物館に寄贈されたアイヌ民族に関連する資料について紹介します。博物館資料に新しく仲間入りしたモノたちのお披露目です。

クローズアップ展示5
職人の道具と技術
2022.12.17(土) - 2023.04.13(木)




北海道では、1950年代後半からの高度経済成長の時代に自動車や動力機械が普及しますが、それまではさまざまな場面で馬が活躍していました。馬が持つ力強さとスピードは、人びとの生産活動や日々のくらしを大きく支えていました。特に馬がひく「そり」は、冬の交通や運搬には欠かせない道具でした。ここでは、馬そり職人の道具と技術を紹介します。

クローズアップ展示6
あっちこっちマッチ ~マッチのデザインををめぐる旅~
2022.12.17(土) - 2023.04.13(木)




お店の宣伝もかねて配られるマッチ。その箱には、お店ならでは、あるいは地域、その時代ならではのデザインがあしらわれています。当館所蔵のマッチ箱のデザインから、あっちこっちに行った気分を味わってみませんか?

クローズアップ展示7
アライグマの骨、全部見せます
2022.12.17(土) - 2023.04.13(木)




野幌森林公園にも生息しているアライグマ。道内ではすっかりおなじみになりましたが、北米原産で繁殖力が高く、既存の生態系や人の生活に大きな影響を及ぼすため、特定外来生物に指定されています。 アライグマは歩き方や手のかたちなどがイヌ科と違います。今回は昨年に引き続きアライグマ1頭分の骨格標本をすべて並べてみました。骨に隠れたたくさんの情報をじっくり探してみてください。

クローズアップ展示1
《蝦夷風俗十二ヶ月屏風》を読む (左隻:7~12月)
2022.10.14(金) - 12.14(水)




2022(令和4)年は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822〜1876)生誕200年です。屏山の代表作の一つである「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌの人びとの一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしをさぐることができる絵です。 このコーナーでは、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』(模写)をご紹介します。
右隻(1〜6月)展示期間:4月15日(金)〜6月16日(木)、8月12日(金)〜10月13日(木)
左隻(7〜12月)展示期間:6月17日(金)〜8月11日(木)、10月14日(金)〜12月14日(水)

クローズアップ展示2
木戸竹石の《鮭漁図屏風》
2022.10.14(金) - 12.14(水)




木戸竹石は、明治から大正にかけて北海道や青森で活動した日本画家です。竹石は、アイヌの人びとの生活のようすをテーマにした作品を多くのこしました。今回のクローズアップ展示では、晩秋から初冬の鮭漁をえがいた、《鮭漁図屏風》(1912・大正元年制作)をご紹介します。

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