展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示2
新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
2023.06.16(金) - 08.10(木)




幕府お抱えの剣客集団・新選組の幹部隊士として幕末の京都で剣をふるった永倉新八は、明治維新後の1871(明治4)年、松前藩の医師・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を改めました。生まれ育った松前藩の江戸藩邸を19才の時に飛び出して新選組に参加した新八が、再び松前藩に戻ることができたのは、家老・下国東七郎の世話があったと伝えられています。今回は、新八が聟養子に入った松前藩医・杉村家にゆかりの資料について紹介します。

クローズアップ展示1
描かれたアイヌ民族のサケ漁—小玉貞晨筆『蝦夷国魚場風俗図巻』—
2023.04.14(金) - 06.15(木)




『蝦夷国魚場風俗図巻』は、18世紀中ごろの蝦夷地におけるアイヌ民族と和人の交易や儀礼の様子、サケをとる場面や加工をする場面などが描かれている絵巻物です。アイヌの人たちが和人の指揮のもとでサケ漁を行い、本州へ出荷するための産物をつくっていたことを思わせるものです。今回は、地引き網を用いてのサケ漁と、筋子づくりの場面を展示します。

クローズアップ展示2
新選組の元幹部隊士 永倉新八
2023.04.14(金) - 06.15(木)




新選組は、幕末の京都で江戸幕府に敵対する浪士たちを取り締まった、幕府お抱えの剣客集団です。その幹部隊士の一人、永倉新八(1839〜1915)は、江戸で働いていた松前藩家臣の次男として生まれ、明治維新後は松前藩の医者・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を変えるなど、北海道にゆかりの深い人物です。多くの幹部隊士が幕末から明治維新期の動乱のなかで命を落としましたが、大正時代まで生きた永倉は、新選組の活動を後生に語り継いだ生き証人といえます。

クローズアップ展示3
アイヌ語学習教材のいろいろ
2023.04.14(金) - 08.10(木)




国連は、2022~32年の10年間を「国際先住民言語の10年」と定めました。これまでのアイヌ語学習の教材と、それぞれの工夫を振り返りながら、アイヌ語学習のこれまでと現在を紹介します。

クローズアップ展示4
北海道博物館が所蔵するトンコリ(五弦琴)
2023.04.14(金) - 08.10(木)




北海道博物館が所蔵するアイヌの楽器「トンコリ(五弦琴)」8点の中から、今回は、鷹部屋福平『アイヌの生活文化』(1942年)に掲載されている写真の楽器と同じものか? と目される資料を紹介します。

クローズアップ展示5
岩手県から北海道へ渡った神楽
2023.04.14(金) - 08.10(木)




北海道のおまつりや行事のなかには、江戸時代から伝わる松前神楽、鹿子舞、七夕踊り、奴行列、祭ばやしなどがみられます。また、明治時代以降になると、本州などから移り住んできた人びとが、ふるさとで習い覚えた神楽や獅子舞などを新たに伝えたものもあります。これらのなかには、100年をこえて続いているものが多くみられます。しかし、近年では、後継者の高齢化や人手不足などにより、地域で伝えていくことがむずかしくなっています。

クローズアップ展示6
たくぎん(北海道拓殖銀行)
2023.04.14(金) - 08.10(木)




1900(明治33)年4月に営業を開始し、1998(平成10)年に看板を下ろした「たくぎん」(北海道拓殖銀行)。さまざまな「たくぎん」資料群のなかから、今回は、販売促進のために作られたグッズを展示します。細工されたカレンダーやあると助かる裁縫セット、かつて流行したキャラクターのステッカーなど、もらえるとちょっとうれしくなるような工夫がされた品々です。

クローズアップ展示7
野幌森林公園の植物を調べる
2023.04.14(金) - 08.10(木)




博物館のある野幌森林公園は、明治のはじめ頃から豊かな森林として知られてきました。当館では、この森にどんな生き物がくらし、どのような生態系があるのかを調べ、「生き物リスト」をつくるための研究プロジェクトである「野幌森林公園の生物インベントリー調査」を長年にわたって続けています。 ここでは、このプロジェクトの中から、植物調査の様子や、その成果を紹介します。

クローズアップ展示2
新しく仲間入りした歴史資料たち
2023.02.17(金) - 04.13(木)




北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、貴重な文化財として、既に収蔵されている18万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管されつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用されることになります。ここでは、近年、新しくご寄贈いただいた歴史資料について紹介します。

クローズアップ展示1
《蝦夷風俗十二ヶ月屏風》を読む (右隻:1~6月)
2022.08.12(金) - 10.13(木)




2022(令和4)年は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822〜1876)生誕200年です。屏山の代表作の一つである「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌの人びとの一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしをさぐることができる絵です。 このコーナーでは、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』(模写)をご紹介します。

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