展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示0
北広島市で新たに発見されたクジラ化石
2024.02.16(金) - 04.11(木)




北広島市は、ステラーダイカイギュウ、セイウチ、クジラ、貝などの海にすむ生き物、ナウマンゾウやマンモスゾウ、バイソンなどの陸にすむ生き物といった、多種多様な古生物がみつかる“化石の宝庫”です。これらの古生物は、地球の歴史の中で最も新しい時代である「第四紀(約258万年前~現代)」に生きていました。 ここでは、2020(令和2)年に、北広島市で新たに発見されたクジラの化石を紹介します。

クローズアップ展示1
仙台石巻漂流民が見たロシア極東—『環海異聞』をもとに—
2024.02.16(金) - 04.11(木)




江戸時代の日本では、航海中に嵐にあい、広い太平洋を行くあてもなくそのまま漂流してしまうことがしばしばありました。そのなかで運よくどこかの島へ漂着した人びとが、日本への帰国をはたすこともありました。大黒屋光太夫や仙台石巻若宮丸漂流民がその一例です。 ここでは、18世紀末にアリューシャン列島へ漂着し、現地に住むアリュートやロシア人に保護されて帰国した若宮丸漂流民の記録『環海異聞』の模写本(巻物)からロシア極東の様子をさぐります。

クローズアップ展示2
新しく仲間入りした歴史資料たち
2024.02.16(金) - 04.11(木)




北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、貴重な文化財として、既に収蔵されている18万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管されつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用されることになります。ここでは、近年、新しくご寄贈いただいた歴史資料について紹介します。

クローズアップ展示1
江戸時代終わりごろのイシカリ—村山家の文書と地図から—
2023.12.16(土) - 2024.02.15(木)




江戸時代の村山家は、松前・蝦夷地で活躍した屈指の豪商です。3代目伝兵衛の代には、蝦夷地の場所請負などで家業の基礎を築き、その後松前城下商人の筆頭として活躍しました。 ここでは、イシカリ場所の請負人を務めた阿部屋村山家ゆかりの貴重な資料群の中から、経営に関わるいくつかの古文書やイシカリ川下流を描いた地図を紹介します。

クローズアップ展示2
木戸竹石の《捕馬図屏風》
2023.12.16(土) - 2024.02.15(木)




木戸竹石は、明治から大正にかけて北海道や青森で活動した日本画家です。竹石は、アイヌの人びとをえがいた作品を多くのこしました。《捕馬図屏風》は、草原のざわめきや馬のいななきが聞こえてくるような、躍動感ある表現が特徴的な作品です。

クローズアップ展示3
アイヌの子どもの遊び歌―年寄りカラスはどうした?―
2023.12.16(土) - 2024.04.11(木)




アイヌの子どもたちが「オンネ パシクル イーネ?(年寄りカラスはどうした?)」という出だしで歌い始める短い遊び歌があります。北海道の各地でいろいろなバリエーションが伝えられており、歌の呼び名も遊び方も多少の違いが見られます。これを伝承している人たちは「オンネ パシクル」という言葉だけで、この遊び歌を連想しました。今回は、この遊び歌についてのあらましを紹介します。

クローズアップ展示4
モノから見るアイヌ文化-首飾りのいろいろ
2023.12.16(土) - 2024.04.11(木)




儀式やお祭りの際に女性が身につける首飾り。一見するとどれも似たように見えるかもしれませんが、使われる玉や飾り板には多くのバリエーションがあります。今回は、そんな首飾りについて、北海道博物館が所蔵する資料の中から紹介します。

クローズアップ展示5
職人の道具と技術 -鍛冶職人-
2023.12.16(土) - 2024.04.11(木)




150年ほど前に宮城県から北海道へ渡った鍛冶職、明珍鉄工所の道具と技術について、聞き取り調査の成果と収集資料を紹介します。

クローズアップ展示6
レンガ 日本の近代化を支えた建築材料
2023.12.16(土) - 2024.04.11(木)




当館の建物にも使われている「レンガ(煉瓦)」。これは、明治の頃、新たな時代の到来とともに全国的に普及した建築材料でした。ひとえにレンガと言っても、私たちがよく目にする「赤レンガ」も材料の土を得る場所や、焼く温度などによって色が違います。さらに、火に強いレンガなど、その用途によっても姿形が変わります。今回の展示では、北海道内で重要な位置づけにあるレンガや、さまざまな姿のレンガを紹介します。

クローズアップ展示7
標本はDNAのタイムカプセル
2023.12.16(土) - 2024.04.11(木)




近年の技術の進歩によって、博物館などに保管されてきた生物標本から、絶滅した種など過去の情報を調べられるようになってきました。剥製や骨などの標本からどのようにしてDNAをとりだして調べているのでしょう。そして、どれくらい古い標本から、どのようなことがわかるのでしょうか。科学捜査や感染症の検査にも使われているDNA分析について紹介します。

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