おうちミュージアムは、新型コロナウイルスの感染拡大の中で2020年3月にはじまりました。
今では250以上のミュージアムが、おうちで楽しく学べるアイデアをオンラインで公開しています。 それぞれのミュージアムの特色に注目して、お楽しみください!

おうちミュージアムの特徴・楽しみ方


・ミュージアムならではのぬりえや工作、ゲーム、料理のレシピ、動画などがあります。
・子どもから大人まで楽しめます。
・身体が不自由な方、遠方にお住まいの方など、ミュージアムに来るのがむずかしい方にもお使いいただけます。
・学校やさまざまな施設での利用もおすすめです。


特別展「あっちこっち湿地」×おうちミュージアム


北海道第7回特別展「あっちこっち湿地」関連企画!
2021年度に開催した特別展では北海道の湿地を取り上げましたが、こちらのページでは、全国各地の「おうちミュージアム」から湿地について学べる工作・ゲーム・動画などを集めてご紹介しています。


 
 
 

 


北海道博物館のおうちミュージアム



北海道博物館では、これまでおこなったワークショップや展覧会のイベントのアーカイブをもとに、自宅にありそうなものを使ってできるアイデアを紹介していきます。

利用のための申請は必要ありません。ご質問やご感想がありましたら、北海道博物館までご連絡ください。
※ほかの参加ミュージアムのコンテンツ利用については、各機関にご確認ください。


Twitterでも発信中!



第1弾 松浦武四郎の描いた絵にぬりえしよう!
第2弾 ならべて楽しもう アイヌ語ブロック
第3弾 つなげてみよう!北海道地名しりとり
第4弾 夜に飛ぶ動物を飛ばそう
第5弾 指織りで毛糸のブレスレットをつくろう
第6弾 アンモナイト折り紙を折ろう!
第7弾 120年くらい前の札幌をすごろくで体験しよう!
第8弾 ならべてみよう! 北海道ふくわらい
第9弾 むかしの教科書で工作をしてみよう!
第10弾 おうちでアイヌの伝統料理を作ろう!
第11弾 くるくるピクチャー大作戦!
第12弾 ポップアップカードでつくる春の野幌森林公園
第13弾 松浦武四郎がつくったすごろくであそぼう!
第14弾 アイヌの遊び歌のアニメを見てみよう!
第15弾 どんな漢字から、どんなひらがなができたのかな?
第16弾 くずし字を読んでみよう(中学生・高校生向け)
第17弾 アヒル笛で音のしくみを体験しよう!
第18弾 空き箱ではたおりをしよう!
第19弾 いももちを作ろう!
第20弾 疫病よけ? 江戸時代の人魚の絵にぬりえしよう!
第21弾 なつかしいボードゲーム「十六武蔵」であそんでみよう!
第22弾 平面わら馬をつくってみよう!
▽2ページ目
第23弾 バーチャル北海道博物館① 総合展示第1テーマ「北海道120万年物語」
第24弾 バーチャル北海道博物館② 総合展示第2テーマ「アイヌ文化の世界」
第25弾 バーチャル北海道博物館③ 総合展示第3テーマ「北海道らしさの秘密」
第26弾 楽器のクロスワードパズルに挑戦!
第27弾 バーチャル北海道博物館④ 総合展示第4テーマ「わたしたちの時代へ」
第28弾 バーチャル北海道博物館⑤ 総合展示第5テーマ「生き物たちの北海道」
第29弾 サイエンスパーク・ファン  シカ笛づくり
第30弾 JR北海道駅名標シート
第31弾 めざせ横綱!恐竜紙ずもうを作ろう
第32弾 あっちこっち湿地 わたり鳥すごろく
第33弾 北海道あっちこっち湿地MAP
第34弾 あなたのあっちこっち湿地診断
第35弾 動画「泥炭もやしてみた」
第36弾 昆虫100万種クイズ
第37弾 立体昆虫をおうちでつくってみよう!


 

第1弾 松浦武四郎の描いた絵にぬりえしよう! 2020年3月4日公開


江戸時代おわりごろ(いまから150年以上前)の北海道を6回も旅してまわった松浦武四郎(まつうらたけしろう)。彼は、その旅の中で目にした風景や動植物、アイヌ民族のくらしぶりなど、さまざまなことを絵に残しました。武四郎がえがいた絵に、好きな色をぬってみましょう。
※このぬり絵は、2018年に開催した特別展「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」の「こども体験展示室 武四郎を楽しもう!」でつかったものです。
(もともとの武四郎の絵は、松浦武四郎記念館の所蔵です)


PDF ダウンロード(全8種)


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第2弾 ならべて楽しもう アイヌ語ブロック 2020年3月5日公開(2021年4月更新)


アイヌ語って、どんなことばかな? サイコロのようなブロックを並べるとだれでもアイヌ語の文がつくれる「アイヌ語ブロック」のペーパークラフトです。 まじめな文、たのしい文、へんな文……いろいろつくってあそんでみよう。

【組み立てたブロックのあそびかた】
きいろ、みどり、あか、あおの順番(じゅんばん)にブロックをならべます。 その色の順番にならべると、(文法的に)正しいアイヌ語の文ができます。

【アイヌ語文法について】
色の順番を入れかえると、アイヌ語としてはまちがった文になります。 とくに、あかのブロックの「わたしが」「あなたを」などは、あおのブロックの「食べる」「なでる」といったうごきを表すことばに必ずくっつけないといけないので、注意してください。


総合展示室で展示しているアイヌ語ブロックをおうちでも!

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第3弾 つなげてみよう!北海道地名しりとり 2020年3月6日公開


北海道には179の市町村があります。その地名を並べて、どれだけ長く「しりとり」をすることができるかチャレンジしてみましょう。うまくいけば、50こ以上の地名がつながります!
このしりとりシートを通して、北海道のたくさんの地名に触れてみましょう。
北海道の地名にはどんな特徴があるかな?その特徴の理由も考えてみよう!


【しりとりシートの説明とあそびかた】
地名は振興局・総合振興局ごとに色分けされています。
シートを印刷し、ハサミで切って並べるだけ!
下のあそびかたを参考に、あそびながら地名の特徴を学びましょう!

【いろいろなあそびかた】
・まずは10こ以上つなげてみよう!
・始まりと終わりを決めて間を埋めてみよう!
 例:石狩 (いしかり) で始めて、10こ目に積丹 (しゃこたん) で終わる
・始まりのカードを真ん中に置き、制限時間内に前後にどれだけ続くか競争しよう!
・ひたすら長く続けてみよう!目指せ50こ以上!

※このしりとりシートは、2019年に開催した特別展「アイヌ語地名と北海道」の第4章「地名をたのしむ」で大人気だった体験展示「つなげてみよう!北海道地名しりとり」を手元で遊べるシートにしたものです。
展示会では、179市町村それぞれの地名が書かれた地名カードを、大きなボードにならべました。(写真右)



あいうえお対応表 PDF



しりとりカード A3版 PDF

しりとりカード A4版 PDF



しりとりカードA3版とA4版は同じ内容ですので、お使いのプリンターに合わせてお選びください


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第4弾 夜に飛ぶ動物を飛ばそう! 2020年3月7日公開


夜の森で元気いっぱい飛びまわる動物たちを紙でつくってみよう!
モモンガ・コウモリ・フクロウたちの飛びかたにも注目!!
さあ、うまく飛ばすことができるかな?

※2017年の第8回企画テーマ展「夜の森」開催時におこなった「はっけんイベント」です。




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第5弾 指織りで毛糸のブレスレットをつくろう 2020年3月8日公開


「織物」と聞くと「何だか難しそう…。特別な道具が必要でしょ?」なんて思ったりしませんか。
でも全然そんなことはないんです。必要なのは指、そう、あなたの指だけ! 
毛糸を指で操っていくうちに、不思議な模様が現れて、細長い布になり…
可愛いブレスレットのできあがり!
これは、カナダの先住民族などに伝わるfinger weaving(指織り)という方法をもとにしています。
カラフルな布を織ったらブレスレットに仕上げて、春のおしゃれアイテムにぜひ加えてくださいね。

※2020年2月15日(土)から臨時休館までに開催していたはっけんイベントです




※ダウンロードしたPDFを二つ折りにすると、作り方の冊子として使うことができます。

PDF ダウンロード



つくり方動画 Twitter



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第6弾 アンモナイト折り紙を折ろう! 2020年3月8日公開


みんな大好き、アンモナイトを折り紙で折ってみよう!
ホンモノそっくりの、ぐるぐるまきまきがつくれるよ。
上手にできたら、色もぬってみよう!

※2017年の第3回企画テーマ展「北海道のアンモナイトとその魅力」の関連イベントとして開催したワークショップで使ったものです。


※ダウンロードしたPDFの1ページ目と2ページ目を両面印刷して二つ折りにすると、作り方の冊子になります。3,4ページ目はそのまま「型紙」として使います。

※A4用紙に印刷して使える15cm角の折り紙の型紙と、A3用紙に印刷して使える24cm角の折り紙の型紙が選べます。
(折り紙のサイズは多少ちがっても大丈夫です。折り紙のサイズがちがう場合は、三角形の先っぽを合わせてください。)


巻きが細いアンモナイトと幅広のアンモナイトの型紙も追加!(7月17日)

つくり方・型紙 PDF


幅広アンモナイト 型紙 PDF


細いアンモナイト 型紙 PDF



【さらに楽しもう!学ぼう!】
神流町恐竜センターさんのおうちミュージアムでは、このアンモナイト折り紙とコラボしたコンテンツ「静電気で捕食!?アンモナイトをつくろう」を公開しています。


動画「ぐるぐるまきのアンモナイト折り紙を折ろう!」では、北海道博物館の収蔵庫のアンモナイトや折り方のポイントを紹介しています!




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第7弾 120年くらい前の札幌をすごろくで体験しよう! 2020年3月10日公開


札幌の「半田精巧堂」(はんだせいこうどう)というハンコ屋さんが、当時の札幌にあった主な商店や工場を紹介するためにつくったすごろくです。
すごろくであそびながら、120年前の札幌にタイムスリップ!

※もともとの資料は、「札幌区実業家案内双六」(1903(明治36)年刊)[北海道博物館蔵]です。




PDF ダウンロード


※A3など大きめの紙への印刷がオススメです


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第8弾 ならべてみよう! 北海道ふくわらい 2020年3月11日公開


北海道をさまざまなパーツに分けて、ふくわらいをしましょう。どこに何があるか、分かるかな?
地名をたよりに北海道をつくりあげて、答えあわせをしてみましょう。
このふくわらいを通して、北海道の地名や地形を学んでみてください! 地図帳もあわせて見れば、より楽しく学べますよ。

遊び方は簡単。このシートを印刷して、各パーツを切ってならべるだけ。どれだけ知っているか挑戦だ!


※このコンテンツは、2019年に開催した特別展「アイヌ語地名と北海道」の第4章「地名をたのしむ」の体験展示「ならべてみよう! 北海道ふくわらい」を手元で遊べるようにしたものです。
展示会では、大きなボードにならべました。




パーツ PDF ダウンロード

台紙 PDF ダウンロード

答え PDF ダウンロード




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第9弾 むかしの教科書で工作をしてみよう! 2020年3月12日公開


1943(昭和18)年、いまから80年ほど前に使われていた、小学3年生用の工作の教科書です。今回は、その中から、「村」と「コマ」について紹介します。

【村】
まず、いろいろなおうちや建物をつくって一つの村をつくりましょう、という説明があります。カタカナで書かれているところが「むかし」っぽいですよね。
そして、「ニカイノ家」として、二階だてのおうちの設計図(せっけいず)があります。A4かA3サイズの紙にプリントして、ハサミやカッターで切り、のりづけすれば、すてきなおうちが完成します。好きな色をぬって、自分だけのおうちをつくってみましょう!
たくさんのおうちをつくれば、自分だけの「村」ができますよ。
*実線は切り取り線、点線は折り線をあらわしています。
*「90」や「130」という数字の単位はミリで、当時実際に授業でつくった時の寸法です。ただし、紙にプリントしたものをつかう場合、この長さは気にしなくて大丈夫です。

【コマ】
まるく切った厚紙を重ねて、竹の心棒(しんぼう)を通してコマをつくりましょう、という説明があります。
そして、コマの設計図(せっけいず)がのっています。設計図では直径が60ミリになっていますが、家にある材料をつかって、大きさも自由に、自分だけのコマをつくってみましょう!
どんな色をぬるかによって、回した時の色が全然かわって見えますよ。
*心棒は、竹ひごなど、家にある材料で代用できます。

※もともとの資料は、文部省教科書『初等科工作 一』(1943(昭和18)年刊)[北海道博物館蔵]です。




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村 PDF ダウンロード

コマ PDF ダウンロード




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第10弾 おうちでアイヌの伝統料理を作ろう! 2020年3月13日公開


2018年3月31日をもって閉館したアイヌ民族博物館(白老町)のカフェ「リセ」で人気メニューのひとつだった「チェオハウ(魚の汁もの)」。
家でも作れるかんたんレシピをご紹介!
昆布や野菜、鮭を鍋でぐつぐつ…あ〜美味しそうな匂いがしてきた!
さあ、今週末はおうちでアイヌのオハウを作ってみませんか?


レシピ PDF ダウンロード


※この「かんたんレシピ」は、2015年4月にアイヌ民族博物館から写真と原稿を提供いただいて作成したものです。

【アイヌ文化をもっと学んでみよう!】
北海道博物館 アイヌ民族文化研究センター編集の、アイヌ文化紹介小冊子『ポン カンピソ』(全9冊)では、アイヌ文化に関する専門的な内容をわかりやすく親しみやすいかたちで紹介しています。
そのうち、「3 イペ 食べる」では、アイヌの伝統的な食生活を取り上げて紹介しています。

3 『イペ 食べる』
2019年3月 4刷(7.6MB)


この小冊子は、博物館の総合展示室や図書室で配布しているので、また遊びに来てね!


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第11弾 くるくるピクチャー大作戦! 2020年3月14日公開


アンモナイトやナウマンゾウ、くそつき棒(!?)など、北海道博物館でおなじみの展示物を「くるくる」してみよう!

まず、9種類の展示物の絵から好きなものをえらんで、台紙の両面にはります。
その時、ゴムひもをはることもわすれずに。
そして、両手でゴムひもをもち、くるくる回すと、なんと、2つの絵が合体して見えるんです!
さあ、どんなふうに見えるかな? お楽しみに!

※2019年に開催したはっけんイベントです。



展示室にあるくそつき棒の実物を見に来てください!



説明 PDF ダウンロード

作り方 PDF ダウンロード

ピクチャー PDF ダウンロード


くるくる回した動画 Twitter





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第12弾 ポップアップカードでつくる春の野幌森林公園 2020年3月15日公開


ポップアップカードとは、開くと立体的になる、ふしぎな飛び出すカードのこと。

北海道博物館のある野幌森林公園を舞台に、春の草花や生きものをはって、すてきな自分だけのカードを作ってみよう!
北海道は春まであと少し。ひとあし先に春の気分を味わってくださいね。

※2019年に開催したはっけんイベントです。



作り方 PDF ダウンロード

型紙 PDF ダウンロード




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第13弾 武四郎がつくったすごろくであそぼう! 2020年3月17日公開


江戸時代おわりごろ(いまから150年以上前)の北海道を6回も旅してまわった松浦武四郎。
彼は、当時の北海道のようすをたくさんの人びとに知ってもらうために、すごろくを出版しました。
武四郎がつくったすごろくで、江戸時代おわりごろの北海道について、楽しみながら学んでみよう。


※もともとの資料は、松浦武四郎「新板蝦夷土産道中寿五六」(1864(元治元)年刊)[北海道博物館蔵]です。



低解像度版PDF ダウンロード

高解像度版PDF ダウンロード




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第14弾 アイヌの遊び歌のアニメを見てみよう! 2020年3月18日公開


この遊び歌は、アイヌ語で「オンネ パ」と言います。日本語での意味は「年寄りカラス」です。
「オンネ パ」は北海道内のいろいろな場所で歌われていたという記録もありますが、このアニメの音声は、日高町にお住まいだった松島トミさん(1922~2010年)が、1994年に歌ってくださったものです。
松島トミさんはアイヌ語の物語をたくさん知っていらっしゃった方で、当館職員も多くの昔話や歌などを聴かせてもらいました。
トミさんのお話によると、この「オンネ パ」は、ひとりが歌い終えると次は別の人が歌う……のように、順番に歌うもので、子どものころは、みんな楽しんで遊んでいたということです。
また、トミさんは「小さいときにおばあちゃんと一緒に寝たら、おばあちゃんがアイヌ語で色々な話を聞かせてくれてね。それで、たくさん話を覚えたんだよ」という思い出話もしてくれました。
みなさんも、この「オンネ パ」を、一緒にまねして歌ってみてください!


「オンネ パ」動画はこちら
Twitter




なお、アニメで流れる歌詞もこちらからダウンロードできます。

歌詞カードPDF ダウンロード




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第15弾 どんな漢字から、どんなひらがなができたのかな? 2020年3月19日公開


むかしの人が書いた手紙などを「古文書」(こもんじょ)といいます。
北海道博物館でも江戸時代や明治時代の古文書を展示していますので、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
でも、この古文書、とっても読みづらいですよね。
それは、「くずし字」という、ぐにゃぐにゃと、さらさらとした文字で書かれているからです。
むかしの人は子どものころからくずし字を勉強していましたが、いま学校で勉強することはありません。
北海道博物館でも、くずし字を読みたいと考えている人向けに、「古文書講座」を行っていますが、それでもなかなか読めるようにはならないのです…。

そんなくずし字ですが、実は、いまでも私たちがふつうに使っている「くずし字」があるんです。
それは、何でしょう?
答えは、「ひらがな」です。
いまから1,000年以上前に、ある漢字をくずした形から、ひらがなが生まれました。

そこで、今回は、ひらがなにまつわる、3枚のクイズシートにチャレンジ!
まん中の部分にタテ書きで、ひらがなの元になった漢字がだんだんくずれていくようすをのせましたので、上の四角にその元になった漢字を、下の四角にその漢字から生まれたひらがなを、書いてください。
さあ、何問正解できるかな?
このクイズをとおして、少しでも、くずし字に興味をもってもらえたら、うれしいです!

*答えは、ひらがなの元になった漢字の一覧から探してください。
*このシートは、北海道博物館の前身 旧北海道開拓記念館時代に開催した「土曜こども講座」で使用したテキストに修正を加えたものです。

クイズシート1 PDF
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クイズシート2 PDF
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クイズシート3 PDF
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ひらがなと元になった漢字の一覧表
PDFダウンロード


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第16弾 くずし字を読んでみよう(中学生・高校生向け) 2020年3月20日公開


くずし字シリーズの第2弾。
毛筆で書かれたニョロニョロ文字にふれてみよう。
江戸時代の人が書いたくずし字。いくつ読めるかな?

ファイルは「問題」と「こたえ」に分かれています。
問題は、全部で、「かな編」「数字編」「名前編」「地名編」の4枚。
ダウンロードしてチャレンジしてみてください。

*中学生・高校生向けですが、それ以外の方もぜひ!



問題 PDF ダウンロード


こたえと付録 PDF ダウンロード


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第17弾 アヒル笛で音のしくみを体験しよう! 2020年3月22日公開


ガーガー!アヒルの鳴き声のような音がなる笛を、ストローを使ってつくることができます。
アヒル笛で遊びながら、音のしくみ、鳥が鳴くしくみを体験してみよう!

音の高さを変えることもできます。どうやったら高さが変わるかな?
いろいろ実験してみてね。

*このコンテンツは、2016年に開催したちゃれんがワークショップ「いろいろな鳥笛をつくろう」でおこなった内容の一部です。



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第18弾 空き箱ではたおりをしよう! 2020年3月25日公開


おうちにある空き箱を使って布を織ってみよう。
箱の大きさによって、小さなものから大きなものまで、つくることができます。
いろいろな毛糸を使って、オリジナルの織物をつくってみてね。

※これは、北海道博物館の前身である旧北海道開拓記念館時代、2008年におこなった体験学習をもとにしたものです。


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第19弾 いももちを作ろう! 2020年3月31日公開


北海道の開拓が行われていた時代、戦争の時代、戦争は終わったけれどモノがない時代、人びとが白米を手にすることはむずかしく、白いごはんはあこがれの味でした。
その時代、代わりに「糧飯(かてめし)」(米に雑穀などを混ぜて炊いたもの)、「めんやパン」「じゃがいも」などが主食として食べられました。人びとは白米ではない主食を少しでも美味しくあきないようにしようと工夫しました。じゃがいもを材料にした「いももち」もそのひとつです。
今回ご紹介する「いももち」は現代向けに少しアレンジしてありますが、ぜひおうちで作ってみて、主食としてのじゃがいもの味を楽しんでみてください。

※これは、北海道博物館の前身である旧北海道開拓記念館時代、2006年におこなった体験学習をもとにしたものです。


PDF ダウンロード(A4三つ折り)




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第20弾 疫病よけ? 江戸時代の人魚の絵にぬりえしよう! 2020年4月23日公開


江戸時代のおわりごろ、1836(天保7)年に行われた、「人魚」の見世物の引札(案内ちらし)です。口上(説明文)によると、この「人魚」は、「松前のおく蝦夷」の漁師が捕まえてミイラにしたもので、後に「能登の国」(現在の石川県)の人の手にわたって、とある神社に寄進され、その神社の座敷にて一般に公開されることになったようです。どこの神社か、いま一つはっきりしませんが、「当座摩の御社」とあるので、現在の大阪市にある坐摩神社かもしれません。

また、口上には、「人魚」を一度見れば、第一に長寿になる、福徳が増し、疫病にかからないという、いにしえよりの言い伝えがあると宣伝されています。江戸時代には、めずらしい動物の見世物がしばしば行われていますが、それらの引札でも長寿や疫病よけといった「御利益」がうたわれることが多く、ある種、お決まりの文句だったと考えられます。

さあさあ、みなみなさま、世にも珍しい人魚の絵に、好きな色をぬって、おうちに飾ってみませんか?

※もともとの資料は、「〔人魚の図〕」(1836(天保7)年刊/木版)[北海道博物館蔵弥永コレクション]です。
※口上の文章は、古文書解読のテキストとしてもお使いいただけます。レベルは初級編くらい? ぜひ挑戦してください!



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第21弾 なつかしいボードゲーム「十六武蔵」であそんでみよう! 2020年4月25日公開


十六武蔵は一つのコマを別の種類のコマ16個で包囲していくボードゲームです。いつごろ登場したかは明らかでありませんが、江戸時代には、江戸や京都などでさかんにあそばれていたと言われています。

明治時代中ごろの札幌の新春風景を伝える新聞記事には、子どもたちがすごろくやカルタと並んで十六武蔵であそんでいる様子が伝えられていますので(「函館新聞」1887(明治20)年1月20日付)、当時の札幌の子どもたちにとって、おなじみのゲームだったようです。

さまざまな娯楽があふれる現在、ほとんど見かけることがなくなった十六武蔵ですが、なつかしいシンプルなボードゲームをぜひ楽しんでみてください。

参考文献:増川宏一著『ものと人間の文化史29 盤上遊戯』(1978年)、下中邦彦編集発行『平凡社大百科辞典』 (1985年)



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第22弾 平面わら馬をつくってみよう! 2020年5月1日公開


平面わら馬は、古くから北海道とつながりの深い秋田県の民俗を紹介するために開催した、北海道開拓記念館(現在の北海道博物館)の第28回特別展「秋田の民俗」(1986年)の遊具体験コーナーで手作りした「ウマッコ」を再現したものです。

「ウマッコ」は、イタヤカエデの木の皮を使った秋田県の角館地方のおもちゃです。かつて農家が農作業の合間に作っていたイタヤ細工の切れはしを利用して作り、子どもに与えたことにはじまったと伝えられているものです。

遊具体験コーナーでは稲わらで作りましたが、今回は、その代わりに細長い紙を使います。
まずは、幅5mm×長さ30cmの紙を5本用意してください。
紙の色によって、さまざまな色合いの平面わら馬ができますよ!


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