世界最古のチョウノスケソウ化石
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.12.16(水)
北海道十勝地方の上士幌町ぬかびら温泉の近くから、高山植物として人気の高いチョウノスケソウ(Dryas ajanensis = D. octopetala var. asiatica ;バラ科チョウノスケソウ属)によく似た約680万年前の葉化石が産出しました。当館はひがし大雪自然館と共同でこの化石を新種のヌカビラチョウノスケソウ(Dryas nukabiraensis)と命名しました。これはチョウノスケソウ属の化石として国内初・世界最古の発見となります。ここでは命名に用いた世界で唯一の標本(タイプ標本)とともに最新研究成果をご紹介します。
軽物―松前藩が狙った北の富―
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.10.08(木)
江戸時代、松前藩は蝦夷地に住むアイヌ民族との交易をひとりじめにしていました。なかでもラッコやクマの皮、中国から来た絹織物、ワシの羽などは「軽物」とよばれ、藩がねらって買いあつめた北の宝でした。時代がすすむと、軽物の中身やあつめ方も少しずつ変わっていきます。この展示では、軽物とは何か、そして軽物がどう変わっていったのかを、古文書や絵画資料でたどります。
新選組の元幹部隊士 永倉新八
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.10.08(木)
新選組は、幕末の京都で、江戸幕府に敵対する浪士などを取り締まるための治安維持活動や政治活動を行った、剣士たちの集団です。その幹部隊士の一人、永倉新八(1839〜1915)は、江戸で働いていた松前藩家臣の次男として生まれ、明治維新後は松前藩の医者・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を変えるなど、北海道にゆかりの深い人物です。多くの幹部隊士が幕末から明治維新期の動乱のなかで命を落としましたが、大正時代まで生きた永倉は、新選組の活動を後生に語り継いだ生き証人といえます。
【特別展関連】128年前のサルンクㇽの手紙
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.12.16(水)
1898(明治31)年に北海道をおそった大洪水。沙流川流域も大きな被害にあいました。被災した弟から、天塩川沿岸の測量のため雇われていた兄のもとに送られたとされる手紙を読み解きます。
北海道博物館が所蔵する飾り矢筒
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.12.16(水)
飾り矢筒は、アイヌ民族が宝物として家に飾ったり、儀礼の道具として用いたりしてきたものです。 北海道博物館が所蔵する複数の飾り矢筒をお見せしながら、その特徴をご紹介します。
移住者の家のたからもの
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.12.16(水)
明治時代以降の北海道には、本州以南から多くの人びとが移り住みました。移住した人びとの生活の中には、ふるさとから携えてきた物、そして新たに北海道で手に入れた物がありました。 ここでは北海道開拓記念館の開館にあたって、新篠津村の方からご寄贈いただいた資料を紹介します。それら資料は、寄贈者とその家族が北陸地方から移住し、新篠津村でくらしを立てた歴史を示す「たからもの」でした。資料に込められた家族の思いを探ります。
住まいを彩る小さな美
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.12.16(水)
ふすまを開け閉めするときに手をかける「引手」。 くらしの動きの中で何気なく使う小さな部品や、意識しないと目に入らない部品にも、職人の技と美意識が込められています。 ここでは、くらしにさりげない彩りを与えてきたそのような品々を、引手を中心に紹介します。 野外博物館「北海道開拓の村」の建物にも、こうした「小さな美」が数多くひそんでいます。村内をまわりながら、ぜひ細部にも注目してみましょう。
鳥の翼を大解剖!
展示期間: 2026.08.07(金)–2026.12.16(水)
私たちは“お空はちっとも飛べない”けれども、今日も当たり前のように空を飛んでいる鳥たち。飛ぶための工夫が詰まった彼らの身体のうち、今回は翼を取り上げます。 鳥の翼はヒトの腕にあたり、指の骨もきちんとあります。しかし、進化の過程で癒合や消失したため、骨の数は極端に少なく、軽量な構造になっています。翼の各部分の役割を想像しながら、羽根のついた骨格標本などを観察してみましょう。
次回予告
クローズアップ展示0
ホタテガイの化石から探る古生態・古環境
展示期間: 2026.12.19(土)–2027.04.08(木)
北海道中央部に位置する馬追丘陵から産出した「ホタテガイ」の化石を対象に、高知大学、北海道教育大学と実施した共同研究の成果として、ホタテガイの生活史、海洋環境の特徴など、最新の知見を紹介します。
クローズアップ展示1
豪商村山家の古文書
展示期間: 2026.10.09(金)–2026.12.16(水)
江戸時代の松前・蝦夷地において、イシカリ場所請負人等として活躍した豪商・村山家の古文書を紹介します。
クローズアップ展示2
新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
展示期間: 2026.10.09(金)–2026.12.16(水)
明治維新の後、新選組の元幹部隊士であった永倉新八は、松前藩医杉村介庵の養子となりました。 杉村家ゆかりの資料について紹介します。
クローズアップ展示3
北海道アイヌ協会が歩んだ80年
展示期間: 2026.12.19(土)–2027.04.08(木)
1946年、北海道の静内(現・新ひだか町)に人びとが集まり、社団法人北海道アイヌ協会の設立総会が開催されました。今日に至る歩みを、時代のすがたとともにたどります。
クローズアップ展示4
京都からの発信/京都からの問い―チュプチセコㇽさんの仕事をふりかえる―
展示期間: 2026.12.19(土)–2027.04.08(木)
1970年代から2003年ごろにかけて、京都に暮らしながら、アイヌ語を学び、アイヌの歴史をしらべ、アイヌに対する社会の認識を問う──その試みを続けたチュプチセコㇽさん。 たくさんの出版物をとおして、その仕事をたどります。
クローズアップ展示5
壊れてしまった資料の修理・修復
展示期間: 2026.12.19(土)–2027.02.18(木)
開拓の村旧武井商店酒造部付帯資料として収集された甕(収蔵番号:122113)は、展示中に事故によって破損してしまいました。 この資料を修理するにあたって用いた材料と方法、資料の修理・修復の原則や倫理について紹介します。
クローズアップ展示6
センチュリーロイヤルホテル
展示期間: 2026.12.19(土)–2027.04.08(木)
2024年5月31日に閉館したセンチュリーロイヤルホテル。 道内唯一の回転レストランをもつ同ホテルは、1973年からの50年あまりで、札幌を中心とした多くの人びとに親しまれました。 今回は同ホテルからいただいた資料の一部を紹介します。
クローズアップ展示7
北海道のウサギの仲間たち
展示期間: 2026.12.19(土)–2027.04.08(木)
長めの耳をたててピョンピョン走る、平地にくらすユキウサギ。 小さくて丸っこくてピュンピュン鳴く、高山にくらすナキウサギ。 北海道で見られる2種類のウサギを紹介します。