ウピシテクル(和名 押杵帯九郎)の肖像
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
現在の室蘭市の中心部には明治時代のはじめまで2戸のアイヌ民族がくらしていましたが、新道建設にともない郊外への移転を余儀なくされたことが知られています。今回はそのうちの一人、ウピシテクル(和名押杵帯九郎)の足跡を、いくつかの資料をもとにたどります。
「北海道立アイヌ民族文化研究センター」の21年
展示期間: 2024.12.21(土)–2025.04.10(木)
北海道博物館の前身の一つは、1994(平成6)年に設立された北海道立アイヌ民族文化研究センターです。2024年度が開設30周年に当たることから、1994年の開設から2015年3月の統合までの20余りの同センターの歴史を、主な事業を中心に振り返ります。
【特別展関連】「開発」とアイヌのくらし-消えたサノイベの集落-
展示期間: 2024.08.09(金)–2024.12.18(水)
明治10年代後半になると、それまでほとんどアイヌ民族だけが暮らしていた石狩川中流域にも和人による「開発」が及ぶようになります。道路が開かれ、鉄道が敷かれ、新しい村々が置かれていく一方で、そこに住むアイヌの人々のくらしは大きな変化を余儀なくされていました。現在の江別市にあったサノイベという集落の事例から、その一端を紹介します。
新しく仲間入りしたアイヌ民族に関する資料たち
展示期間: 2024.04.12(金)–2024.08.08(木)
近年、北海道博物館に寄贈されたアイヌ民族に関連する資料について紹介します。博物館資料に新しく仲間入りしたモノたちのお披露目です。
アイヌの子どもの遊び歌―年寄りカラスはどうした?―
展示期間: 2023.12.16(土)–2024.04.11(木)
アイヌの子どもたちが「オンネ パシクル イーネ?(年寄りカラスはどうした?)」という出だしで歌い始める短い遊び歌があります。北海道の各地でいろいろなバリエーションが伝えられており、歌の呼び名も遊び方も多少の違いが見られます。これを伝承している人たちは「オンネ パシクル」という言葉だけで、この遊び歌を連想しました。今回は、この遊び歌についてのあらましを紹介します。
小樽アイヌが経験した近代
展示期間: 2023.08.11(金・祝)–2023.12.13(水)
現在、多くの観光客が訪れる小樽運河のすぐ近くには、明治時代の初めまで、約70名のアイヌ民族が暮らす集落がありました。彼らが小樽を離れた経緯とその後の歩みを、残された記録からたどります。