ヨイチ場所請負人林家文書の世界②
展示期間: 2024.04.12(金)–2024.06.13(木)
西蝦夷地ヨイチ場所(現・後志管内余市郡の辺り)の請負人を務めた林家は、もともと、現在の秋田県にかほ市象潟で廻船問屋を営んでいましたが、文化元年(1804)ころに松前城下へ渡って、文政8年(1825)からヨイチ場所の請負人となりました。江戸時代には松前に拠点を置きつつ余市で漁業経営を行いましたが、明治時代以降は拠点そのものを余市に移しました。当館には、この林家ゆかりの古文書が所蔵されています。ここでは、明治時代における余市での漁業のようすを示す文書資料を紹介します。
新しく仲間入りした歴史資料たち
展示期間: 2024.02.16(金)–2024.04.11(木)
北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、貴重な文化財として、既に収蔵されている18万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管されつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用されることになります。ここでは、近年、新しくご寄贈いただいた歴史資料について紹介します。
木戸竹石の《捕馬図屏風》
展示期間: 2023.12.16(土)–2024.02.15(木)
木戸竹石は、明治から大正にかけて北海道や青森で活動した日本画家です。竹石は、アイヌの人びとをえがいた作品を多くのこしました。《捕馬図屏風》は、草原のざわめきや馬のいななきが聞こえてくるような、躍動感ある表現が特徴的な作品です。
「北海道の双六あれこれ」
展示期間: 2023.10.13(金)–2023.12.13(水)
サイコロをふって、スタート地点である「ふり出し」からコマを進め、いくつかのマス目をめぐり、一番早くゴールである「上がり」にたどり着いた人が勝ち…。このような遊びは、「絵双六」と呼ばれています。日本では、江戸時代おわりごろから、錦絵の流行などを背景に、さまざまな種類のものがつくられるようになり、庶民の遊びとしておなじみになりました。名所やお店案内などをテーマにした、北海道博物館が所蔵する絵双六を紹介します。
災害を伝えた絵葉書
展示期間: 2023.08.11(金・祝)–2023.10.12(木)
いまでも観光地などでおみやげとして売られている絵葉書。日本では、およそ120年前に生まれました。テレビはなくカメラも一般的ではなかった時代、ある土地の様子を視覚的に伝えてくれる絵葉書は、いま以上に存在感がありました。そのため、いまでは考えられないような役割も果たしています。その一つが、速報性のある映像メディアとしての役割です。例えば、災害時には、いち早く現場にかけつけたカメラマンが撮った写真の絵葉書がすぐに作られ、販売され、各地に広まっていきました。
新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
展示期間: 2023.06.16(金)–2023.08.10(木)
幕府お抱えの剣客集団・新選組の幹部隊士として幕末の京都で剣をふるった永倉新八は、明治維新後の1871(明治4)年、松前藩の医師・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を改めました。生まれ育った松前藩の江戸藩邸を19才の時に飛び出して新選組に参加した新八が、再び松前藩に戻ることができたのは、家老・下国東七郎の世話があったと伝えられています。今回は、新八が聟養子に入った松前藩医・杉村家にゆかりの資料について紹介します。