『蝦夷風俗十二ヶ月屛風』を読む(2)
展示期間: 2019.10.12(土)–2019.12.11(水)
幕末から明治初期にかけて活躍した絵師・平沢屛山は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描きました。なかでも「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌ民族の一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつあるアイヌの人びとの生活をさぐることができる絵です。 ここにある『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』は、その12枚の原画の模写を屏風に仕立てたものの一部(左隻・7〜12月)です。原画の雰囲気を読みとってみましょう。

古地図・絵図からさぐるアイヌ語地名
展示期間: 2019.06.08(土)–2019.10.11(金)
北海道の地名は、その多くがアイヌ語に由来しており、アイヌ民族の歴史や文化と密接に関わるものです。アイヌ語地名研究で知られる山田秀三は、その研究に取り組むにあたり、さまざまな資料を集め、現地調査にも多くの時間を費やしました。そして調査記録をまとめたファイル、撮影写真、聞き取り記録、地図、図書などの膨大な資料をのこしました。ここでは、山田秀三ゆかりの古地図・絵図から〈アイヌ語地名〉のすがたをさぐります。

幕末における幕府高官の随行と接待
展示期間: 2025.02.14(金)–2025.04.10(木)
1854(嘉永7)年の幕府高官の蝦夷地巡視に係る松前藩、場所請負関係の文書資料を紹介します。