過去の「クローズアップ展示1」

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クローズアップ展示1

《蝦夷風俗十二ヶ月屏風》を読む (左隻:7~12月)

展示期間: 2022.06.17(金)–2022.08.11(木)

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『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む(右隻:1~6月)

展示期間: 2022.04.15(金)–2022.06.16(木)

2022(令和4)年は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822〜1876)生誕200年です。屏山の代表作の一つである「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌの人びとの一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしをさぐることができる絵です。 このコーナーでは、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』(模写)をご紹介します。 右隻(1〜6月)展示期間:4月15日(金)〜6月16日(木)、8月12日(金)〜10月13日(木) 左隻(7〜12月)展示期間:6月17日(金)〜8月11日(木)、10月14日(金)〜12月14日(水)

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松前・江差湊のにぎわい:『松前江差屛風』を読む

展示期間: 2021.12.18(土)–2022.04.14(木)

北海道と本州をわける津軽海峡は、人や物の流れをさえぎる障害ではなく、行き交う船が双方をつなげる〈かけ橋〉でした。北海道南部の松前、江差、箱館には、本州からの船が往来し、それにともなってさまざまな人や物が集まりました。『松前江差屛風』(模写)は、そんな松前、江差の様子を描いたものです。大きな屛風に描かれた絵をこまかく見ていると、まちのにぎわいが聞こえてくるようです。※2月17日(木)までは『松前屛風』、18日(金)から『江差屛風』を展示します。

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近世蝦夷地の古文書

展示期間: 2021.06.18(金)–2021.12.15(水)

アイヌ民族は文字を持っていなかったため、近世(おもに江戸時代)の北海道の様子は、和人が書き残した日本語の古文書などからさぐらなければなりません。さまざまな人びとによる古文書研究の積み重ねにより、いまわたしたちは、「蝦夷地のころ」のさまざまなことがわかります。こうした貴重な古文書を後世に残すため、整理、研究し、目録を作成し、古文書の保存につとめることも博物館の大事な仕事です。

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描かれたアイヌ民族のサケ漁—小玉貞晨筆『蝦夷国魚場風俗図巻』

展示期間: 2021.04.16(金)–2021.06.17(木)

『蝦夷国魚場風俗図巻』は、18世紀中ごろの蝦夷地におけるアイヌ民族と和人の交易や儀礼の様子、サケをとる場面や加工をする場面などが描かれている絵巻物です。アイヌの人たちが和人の指揮のもとでサケ漁を行い、本州へ出荷するための産物をつくっていたことを思わせるものです。今回は、地引き網を用いてのサケ漁と、筋子づくりの場面を展示します。

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近世文書を読む⑥近藤家文書

展示期間: 2021.02.19(金)–2021.04.15(木)

近藤家は、15世紀中ごろ(室町時代)に北海道南部の館主として登場し、江戸時代は松前藩の上級藩士となって活躍し、明治維新以後は教育者となった古い家柄です。近藤家資料は、全体で700件以上に及び、館主以来の系譜をもち、しばしば重職についた旧松前藩士の資料として、江戸時代の松前藩の実態等をさぐることのできるコレクションとなっています。ここでは、当館所蔵の貴重な古文書のなかから、その一部を紹介します。