第29弾 サイエンスパーク・ファン シカ笛

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シカをつかまえるために、鳴き声をまねる笛は世界中にあります。簡単なシカ笛をつくってならしてみましょう。びっくりするくらい大きな音がでます!

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このコンテンツは、北海道・地方独立行政法人北海道立総合研究機構が主催する「サイエンスパーク・ファン」へ出展しています。

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北海道博物館では、「おうちミュージアム」として、子どもたちがおうちで楽しく学べるアイデアを発信しています。こちらもあわせてお楽しみください。

つくりかた

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用意するもの
・割りばし(割っていないもの)2本
・プラスチックのふくろ(食品の包装袋など、かためで伸びにくい素材のもの)
・粘着テープ(ビニールテープが使いやすいですが、セロテープやガムテープでも大丈夫)
・輪ゴム2本

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 割りばし2本を10センチくらいの長さに切ります。はさみで切り目を入れてから折ると楽ちん。使うのは太くてつながっている方です。

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 ①の割りばしの両端に粘着テープを厚さ1ミリくらいになるまでぐるぐる巻きます。セロテープなら15回くらい、ビニールテープなら10回くらい、ガムテープは細く切って5回くらい巻くとちょうどいいかな。

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 プラスチックの袋を細く切ってリボンをつくります。幅5~8ミリ、長さ15~20センチくらいです。

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 ③のリボンを②の割りばしではさんで、両側を輪ゴムでとめると、できあがり!

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シカ笛を口にくわえて、2本の割りばしのすきまをつよく吹くと、リボンがビリビリふるえて大きな音がでます。吹くつよさを変えたり、リボンをピンと引っ張ったり、少しゆるめたりすると、音が変わるのでいろいろためしてみよう!

※うまく鳴らないときは…
・割りばしのすきまが、広すぎる? せますぎる?
 →2本の割りばしのすきまが、1~2ミリになるように、粘着テープを巻く回数を変えてみましょう。
・リボンの幅が広すぎる? せますぎる?
 →リボンは幅5~8ミリで、まっすぐに切ること。
・リボンがかたすぎる? やわらかすぎる?
 →別の素材でリボンをつくって再チャレンジしてみましょう。

2020年7月28日公開

シカ笛について詳しく知りたい方へ

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今年の4~5月に北海道博物館で開催する予定だった企画テーマ展「楽器 見る・知る・考える」は、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、特別にオンライン公開しています。シカ笛についても動画で詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。