奥尻町で同時開催!「第16回アイヌ文化巡回展 in 奥尻町」「北海道博物館総合研究プロジェクト」成果報告展

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アイヌ民族文化研究センター 学芸員

亀丸 由紀子

  • 職員の所属・役職は、森のちゃれんがニュース発行当時の情報です。

1 アイヌ文化巡回展

当センターが、毎年道内各地で開催している「アイヌ文化巡回展」。今回は、アイヌ文化巡回展初めての開催となる奥尻町にて、当センターが所蔵するアイヌ語地名研究の第一人者である故山田秀三(1899~1992年)が、奥尻周辺地域を調査した時の資料を紹介します。

山田は、奥尻町での地名調査は行わなかったものの、1961年(昭和36年)に江差町、1974年(昭和49年)に瀬棚町(現せたな町)など、この周辺地域で地名調査を行っています。その結果を地図や写真を用いた手書きのノートにまとめるなど、膨大な記録を残しています。

今回の展示会は、こうした地域の調査資料を通して、アイヌ文化やアイヌ語地名の理解を深めていただく機会になればと企画いたしました。

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写真1 山田秀三による「江差町見取図」(昭和36年5月24日)

2 総合研究プロジェクト成果報告展

北海道博物館では、2019~2023年にかけて、総合研究プロジェクト「北海道の離島における自然・歴史・文化に関する研究」と題した総合的な研究を行っております。このプロジェクトの最終にあたる今年度は、これまでの研究成果を調査に協力してくださった方々や町民の方々に広く知っていただくため、パネル展を開催することにしました。

この展示会では、自然史、民俗、アイヌ民具、建築史などを専門とするメンバーが、それぞれ5年間かけて調査を行い得られた研究成果を紹介します。奥尻島の自然や歴史、文化について改めて考えてもらう機会になれば幸いです。

この「アイヌ文化巡回展」と「総合研究プロジェクト成果報告展」の二つの展示会は、北海道博物館と奥尻町教育委員会の共催事業として開催します。

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写真2 研究プロジェクトでの調査のようす(奥尻沖をのぞむ)

【展示会の情報】

■第16回「アイヌ文化巡回展in奥尻町」
■総合研究プロジェクト「北海道の離島における自然・歴史・文化に関する研究」成果報告展

<会期>2023年(令和5年)10月1日(日)~10月22日(日)
<開催曜日・時間>火~金:9:00~21:00/土・日・祝:9:00~17:00
<休み>月曜日、10/10(火)
<会場>奥尻町海洋研修センター(1階多目的ホール、奥尻郡奥尻町奥尻314)