
松浦武四郎の地図からさぐるアイヌ語地名
展示期間: 2019.06.08(土)–2019.10.11(金)
江戸時代終わりごろ、「蝦夷地」と呼ばれていた北海道を6回踏査した松浦武四郎(1818~1888)は、アイヌ民族の生活実態や蝦夷地の様子などについて、さまざまな書物や地図を残しました。そして、その中には、アイヌ語地名も詳しく書き留められています。アイヌ民族が呼ぶ地名に、その土地の地形やアイヌ民族の生活文化が色濃く反映されていることに気が付いていた武四郎は、アイヌ語の地名を知ることこそ、蝦夷地やアイヌ民族の理解につながると考えていたのです。ここでは、数多くのアイヌ語地名が記録された武四郎の地図について紹介します。

新しく仲間入りした歴史資料たち
展示期間: 2025.02.14(金)–2025.04.10(木)
北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、貴重な文化財として、既に収蔵されている19万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管されつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用されることになります。ここでは、近年、新しくご寄贈いただいた歴史資料について紹介します。