『蝦夷島奇観』模写本から①—クナシリ島イコリカヤニ肖像—
展示期間: 2025.10.10(金)–2025.12.17(水)
絵図師・秦檍丸が作製した画集『蝦夷島奇観』。江戸時代の蝦夷地、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしを絵と文章でえがいたこの作品は、「異文化」への関心を呼び、さまざまな画家によって模写されました。その中に男女をえがいた場面があります。男性には「クナシリ島イコリカヤニ肖像」と書き込みが。イコリカヤニとは、いったい誰なのでしょう?いくつかの模写本をくらべてみると、同じ絵なのにちがいが見えてきます。
描かれたアイヌ民族のサケ漁 ―小玉貞晨筆『蝦夷国魚場風俗図巻』―
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.10.09(木)
江戸時代中ごろの北海道にタイムスリップ! 『蝦夷国魚場風俗図巻』には、アイヌの人たちが大きな地引き網を使ってサケをとる様子や、和人と一緒に筋子をつくる様子がこまかくえがかれています。みんなで力をあわせて網をひいたり、サケのおなかを刃物で切ってひらいて、プチプチの赤いたまごを取り出したり…。絵の中から当時の人びとのかけ声や息づかい、にぎやかな声が聞こえてきそうです。
刀 ―新収蔵資料の紹介―
展示期間: 2025.06.13(金)–2025.08.07(木)
近年、北海道博物館に寄贈された刀を紹介します。いずれの刀も、銘には本州以南の地名が刻まれていますが、刀を所有していた人が残した記録や、刀を受け継いだ人から聞き取った来歴には、北海道に関連するエピソードが含まれています。
クマ祭りを描いた絵師たち
展示期間: 2025.04.11(金)–2025.06.12(木)
当館所蔵の絵画資料のなかから、アイヌ民族のクマ祭りを描いた作品を展示します。
『蝦夷島奇観』写本から②:クマ祭り
展示期間: 2024.10.11(金)–2025.02.13(木)
『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を見る人びとの関心を呼び、さまざまな画家によって模写本がつくられました。 このコーナーでは、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのクマ祭りの場面を考察します。 ※12月21日(土)より展示資料の場面替えを行います。
『蝦夷島奇観』写本から①:オットセイ猟
展示期間: 2024.06.14(金)–2024.10.10(木)
『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を見る人びとの関心を呼び、さまざまな画家によって模写本がつくられました。このコーナーでは、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのオットセイ猟の場面を考察します。なお、8月9日(金)より展示資料の入れ替えを行います。