
キレイ!不思議!さまざまなカエデの化石
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
日本の秋といえばモミジ狩りです.今年は一風変わった化石のカエデでモミジ狩りをしてみませんか?カエデ(モミジ)といっても必ずしも手のひら形ではないもの,現代ではあまり見られない形のものもあることが化石からわかります.巨大な翼をもった果実の化石もあります.カエデの化石と共に過去の北海道の紅葉を想像してみましょう!

描かれたアイヌ民族のサケ漁 ―小玉貞晨筆『蝦夷国魚場風俗図巻』―
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.10.09(木)
江戸時代中ごろの北海道にタイムスリップ! 『蝦夷国魚場風俗図巻』には、アイヌの人たちが大きな地引き網を使ってサケをとる様子や、和人と一緒に筋子をつくる様子がこまかくえがかれています。みんなで力をあわせて網をひいたり、サケのおなかを刃物で切ってひらいて、プチプチの赤いたまごを取り出したり…。絵の中から当時の人びとのかけ声や息づかい、にぎやかな声が聞こえてきそうです。

北海道へ移住した武士が伝えた古文書
展示期間: 2025.06.13(金)–2025.10.09(木)
明治時代になって北海道の開拓がはじまると、新しい生活の場を求めて、さまざまな人びとが移住してきました。そして、その中には、江戸時代に武士身分であった人びとも少なくありませんでした。そのような“もと武士”たちは、みずからが武士身分であったことを心のよりどころとするために先祖伝来の古文書をたずさえてくることがありました。ここでは、北海道博物館の所蔵資料の中から、北海道へ移住した“もと武士”が伝えた古文書について紹介します。

ウピシテクル(和名 押杵帯九郎)の肖像
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
現在の室蘭市の中心部には明治時代のはじめまで2戸のアイヌ民族がくらしていましたが、新道建設にともない郊外への移転を余儀なくされたことが知られています。今回はそのうちの一人、ウピシテクル(和名押杵帯九郎)の足跡を、いくつかの資料をもとにたどります。

山田秀三とアイヌ語地名を歩く -小樽―
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
アイヌ語地名研究の第一人者・山田秀三(1899~1992)が、小樽や周辺の地名について調査の記録などをまとめたノートなどを紹介します。

職人の道具と技術 -提灯職人-
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
今では、お祭りや飲食店の看板にみられるだけになった提灯ですが、第二次世界大戦が終わるころまでは、どんな家やお店にも提灯がありました。夜おそくなると提灯を貸し借りして、借りた提灯を返すときは新しいろうそくをそえたといいます。提灯職人は、木枠に竹ひごをかけ、糸をからませ、和紙をはる工程と、特殊な文字や家紋を書く工程があります。その道具と技術をご紹介します。

人びとに親しまれてきた相撲
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
土俵上の力士たちの熱戦でおなじみの大相撲。現代では興行のイメージが強い相撲ですが、実はもっと身近な存在だったことをご存知でしょうか。 日本の伝統的な武道のひとつである相撲は、神事にはじまり、神社の境内に土俵をつくって秋祭りなどの年中行事として楽しまれたり、学校の授業などに取り入れられたりと、人びとに長く親しまれてきました。 この展示では、私たちのくらしの近くにあった「親しまれた相撲」の姿を、資料をとおして紹介します。

北海道のイタチの仲間たち
展示期間: 2025.08.08(金)–2025.12.17(水)
北海道にイタチはいる?テンやイイズナとの違いは?だれもが名前は知っているけれど、あまり見たことはないかもしれません。イタチもテンも胴長短足ですが、とてもすばしっこくて獰猛なハンターです。また、イタチの仲間には木登りや穴掘りが得意な種、川や海にまで進出した種もいます。細長い体でいろいろな環境に適応した、イタチの仲間を紹介します。
次回予告
クローズアップ展示0
最新研究報告! 馬追丘陵から発見されたトウキョウホタテガイの古生態・古環境
展示期間: 2025.12.20(土)–2026.04.09(木)
当館が所蔵する絶滅した二枚貝「トウキョウホタテガイ」を対象に、高知大学、北海道教育大学と実施した共同研究の成果を紹介します。
クローズアップ展示1
『蝦夷島奇観』模写本から①—クナシリ島イコリカヤニ肖像—
展示期間: 2025.10.10(金)–2025.12.17(水)
『蝦夷島奇観』の中の「男夷図」(クナシリ島イコリカヤニ肖像)について、北海道博物館が所蔵する『蝦夷島奇観』模写本などをくらべてみます。
クローズアップ展示2
北海道と野球
展示期間: 2025.10.10(金)–2025.12.17(水)
北海道内でも、明治時代のはじめから親しまれてきた野球。当館所蔵の野球関係資料を紹介します。
クローズアップ展示3
アイヌ語で楽しむ野幌森林公園の植物(1)
展示期間: 2025.12.20(土)–2026.04.09(木)
野幌森林公園では、年間を通じてさまざまな植物を見ることができます。この展示では、そのなかでもアイヌと関わりの深い植物をとりあげ、アイヌ語名や、その植物にまつわるお話などを紹介します。
クローズアップ展示4
アイヌ語の辞典いろいろ
展示期間: 2025.12.20(土)–2026.04.09(木)
国連は、2022~32年の10年間を「国際先住民言語の10年」と定めました。 言語の学習に必要な辞典をとりあげて、それぞれの工夫を振り返りながら、アイヌ語の辞典と学習のこれまでと現在を紹介します。
クローズアップ展示5
新しく仲間入りした生活・産業資料たち
展示期間: 2025.12.20(土)–2026.04.09(木)
2022~2024年度にかけて収集した昭和30年代の着物や家電類などの生活資料を紹介します。
クローズアップ展示6
懐かしのファミコン
展示期間: 2025.12.20(土)–2026.04.09(木)
1983年7月に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター(ファミコン)」。カセットを交換するだけで、いろいろなゲームを楽しめました。大人も子どもも夢中になった、ファミコンとカセットを紹介します。
クローズアップ展示7
剥製標本ができるまで
展示期間: 2025.12.20(土)–2026.04.09(木)
博物館などに展示されている、動物の形をしたリアルな標本「剥製」。剥製はいくつもの工程を経て作られています。どのように作られているのか中身を覗いて見ましょう。