北海道を物語る5つのテーマ
総合展示では、「北東アジアのなかの北海道」、「自然と人とのかかわり」をコンセプトに、 北海道の自然・歴史・文化を、5つのテーマで紹介しています。
わたしたちは、北海道を、日本の北のはずれと考えがちですが、 北東アジアという広い視野でみると、ちがったすがたがみえてきます。 また、自然の営みと人の営みをそれぞれ別のものとして見てしまいがちですが、 自然と人とのかかわりを知ることで、新しいすがたがみえてきます。 北海道の過去と現在のすがたを知り、そこから未来を考えてみましょう。
Prologue
北と南の出会い
Meeting of the North and South
北東アジアの交差点。床にひろがる衛星写真と映像で、北海道がどんな場所か、感じてみましょう。

Theme 1
北海道120万年物語
Hokkaido’s Tale of 1.2 Million Years
北海道の歴史は浅いといわれることがあります。長い長い北海道の歴史を120万年前からたどってみましょう。

Theme 2
アイヌ文化の世界
The Culture and Recent History of the Ainu
アイヌ民族は、この北海道をはじめ、サハリン(樺太)、千島列島などを生活の舞台として、さまざまな文化をはぐくんできました。

Theme 3
北海道らしさの秘密
The Secret of Hokkaido’s Unique Identity
北海道ならではの景色、海や大地の恵みを活かした名産品の数々、冬の部屋の中がとてもあたたかい生活スタイルを紹介します。

Theme 4
わたしたちの時代へ
Towards Our Time
わたしたちはこの100年あまりの間に、どのようなことを経験して、どのような〈いま〉を生きているのかを見ていきます。

Theme 5
生き物たちの北海道
The Ecosystems of Hokkaido
いまの北海道の自然のすがたと、生き物のつながりについて知り、ヒトと自然の関係のこれからについて考えてみましょう。

総合展示室フロアマップ
総合展示は、1・2階合わせて3,000㎡の広さがあります。北海道博物館の収蔵資料のなかから実物資料を厳選し、さらに模型、ジオラマ、映像装置など、さまざまなメディアを使った展示をおこなっています。


クローズアップ展示
総合展⽰室に8つある、資料や話題を定期的に⼊れ替えて展⽰するコーナーです。
新たに収集した資料や、資料の劣化を防ぐために限られた期間しか展⽰できない貴重な資料も登場します。どうぞお⾒逃しなく!