展示

クローズアップ展示は総合展示室に7つある、資料や話題を定期的に入れ替えて展示するコーナーです。新たに収集した資料や、資料の劣化を防ぐために限られた期間しか展示できない貴重な資料も登場します。どうぞお見逃しなく!

ただいまのクローズアップ展示

クローズアップ展示1:『蝦夷風俗十二ヶ月屛風』を読む(2)
展示期間:2019年10月12日(土)~12月18日(水)




幕末から明治初期にかけて活躍した絵師・平沢屛山は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描きました。なかでも「蝦夷風俗十二ヶ月図」は、アイヌ民族の一年間の生活のうつり変わりや、場所請負制のもとで変わりつつあるアイヌの人びとの生活をさぐることができる絵です。 ここにある『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』は、その12枚の原画の模写を屏風に仕立てたものの一部(左隻・7〜12月)です。原画の雰囲気を読みとってみましょう。

クローズアップ展示2:新選組の元幹部隊士 永倉新八
展示期間:2019年10月12日(土)~12月18日(水)




新選組は、幕末の京都で江戸幕府に敵対する浪士たちを取り締まった、幕府お抱えの剣客集団です。その幹部隊士の一人、永倉新八(1839〜1915)は、江戸で働いていた松前藩家臣の次男として生まれ、明治維新後は松前藩の医者・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を変えるなど、北海道にゆかりの深い人物です。多くの幹部隊士が幕末から明治維新期の動乱のなかで命を落としましたが、大正時代まで生きた永倉は、新選組の活動を後生に語り継いだ生き証人といえます。

クローズアップ展示3:アイヌ語地名研究者山田秀三の葉書から
展示期間:2019年8月17日(土)~12月18日(水)




アイヌ語地名研究の第一人者とされる山田秀三(1899-1992)が各地を調査してまとめたファイルは、土地や地名の情報がぎっしり詰まった貴重な記録です。これらのファイルに、しばしば、土地のようすなどをスケッチした葉書が挟まれています。調査先でスケッチを描いて、妻・総子に送った葉書も。これらの葉書や、毎年ゆかりの人びとに送っていた年賀状をとおして、山田秀三の地名研究や人柄の、魅力の一端を紹介します。

クローズアップ展示4:アイヌ語地名研究者・山田秀三の、アイヌ文化の記録や保存への関わり
展示期間:2019年8月17日(土)~12月18日(水)




アイヌ語地名研究の第一人者とされる山田秀三(1899-1992)は、アイヌ語やアイヌの伝統文化にも早くから関心を寄せ、自ら学ぶばかりでなく、その記録や保存、さらには継承・復興にもいち早く取り組みました。このような山田秀三の姿を、アイヌ文化伝承保存会の設立やアイヌ文化資料館開設の支援など、いくつかの活動を中心に紹介します。

クローズアップ展示5:岩手から北海道へ渡った神楽
展示期間:2019年8月17日(土)~12月18日(水)




北海道のおまつりや行事のなかには、江戸時代から伝わる松前神楽、獅子舞、七夕踊り、奴行列、祭ばやしなどがみられます。また、明治時代以降になると、本州などから移り住んできた人びとが、ふるさとで習い覚えた神楽や獅子舞などを新たに伝えたものもあります。これらのなかには、100年をこえて続いているものが多くみられます。しかし、近年では、後継者の高齢化や人手不足などにより、伝えていくことがむずかしくなっています。

クローズアップ展示6:たくぎん(北海道拓殖銀行)
展示期間:2019年8月17日(土)~12月18日(水)




1900(明治33)年4月に営業を開始した「たくぎん」(北海道拓殖銀行)。1998(平成10)年に看板を下ろすまでの約100年の歩みは、明治から平成の時代を通して、北海道の経済や産業、人びとのくらしと関係の深いものでした。ここでは、人びとのくらしにとけ込み、彩りを添えてきたノベルティグッズ(粗品、記念品)を紹介します。

クローズアップ展示7:北海道の地名にちなむ植物
展示期間:2019年8月17日(土)~12月18日(水)




一般に、動植物の名前には地名がつくものが少なくありません。北海道に自生する植物にも、地域名や市町村名、山の名前など、地名やそれに類する言葉を名前に含むものがみられます。そのほとんどは、発見された場所にちなんで名づけられたものであり、その土地の自然環境と関連していますが、実は植物の調査研究史を反映してもいます。北海道博物館が所蔵する標本から、地名にちなむ種子植物をいくつかご紹介します。

次回予告

クローズアップ展示1

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
北のシルクロード:サンタン交易と蝦夷錦

中国からアムール川、サハリン(樺太)を経て蝦夷地へともたらされた蝦夷錦の来た道=北のシルクロードとサンタン人の交易活動について紹介します。
クローズアップ展示2

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
新しく仲間入りした歴史資料たち

近年、北海道博物館に寄贈された文書資料や記録資料、美術資料について紹介します。博物館資料に新しく仲間入りしたモノたちのお披露目です。
クローズアップ展示3

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
関東におけるアイヌ語勉強会のようす -1980~2000年-

アイヌ文化への関心が高まっていた1980年代。関東では、アイヌと和人が共に学び合うアイヌ語の勉強会が行われていました。ここではそうした勉強会の資料を紹介します。
クローズアップ展示4

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
モノから見るアイヌ文化―耳飾りのいろいろ

アイヌの人々が装身具として身につけていた耳飾り。形や大きさ、飾りの素材や模様には違いが見られます。北海道博物館所蔵のさまざまな耳飾りについて紹介します。
クローズアップ展示5

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
看板あれこれ

北海道の経済・産業の発展にともなって、さまざまな形・素材の看板が作られ、街を彩ってきました。当館コレクションの中から、多様な商業看板を紹介します。
クローズアップ展示6

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
「すまい」を彩るタイル

北海道のすまいにおいて、外装から内装まで様々な機能を持ちつつ、装飾としても住宅に彩りを与えてきたタイル。シンプルなものから豪華なものまで、その魅力を紹介します。
クローズアップ展示7

2019年12月21日(土)~2020年4月10日(金)
北海道にいるのいないの? モグラの仲間

土の中にトンネルを作っている生き物というイメージが根強い、モグラ。実際に見たことのある人は意外と少ないかもしれません。北海道にはどんなモグラの仲間がいるのか、掘り下げてみましょう!