展示

クローズアップ展示は総合展示室に7つある、資料や話題を定期的に入れ替えて展示するコーナーです。新たに収集した資料や、資料の劣化を防ぐために限られた期間しか展示できない貴重な資料も登場します。どうぞお見逃しなく!

ただいまのクローズアップ展示

クローズアップ展示1:古文書を読む ―新着資料フラーシェム家の古文書
展示期間:2018年7月14日(土)~12月12日(水)




古文書は、昔のことを現代の私たちに教えてくれる道しるべです。古文書学では、差出人と宛先のあるもののみを〈古文書〉とよび、その他の日記や書物などは〈古記録〉とよんでいますが、広くは“古い文書”全般を指します。 ここに紹介するフラーシェム家の古文書は、昨年8月に収集したばかりの近世文書群です。まだきちんと整理されていない状態ですが、とても貴重な資料群であることから、今回いち早くご紹介することにしました。
前半:7月14日(土)~9月14日(金)
後半:9月15日(土)~12月12日(水)

クローズアップ展示2:【北海道150年関連】北海道の双六あれこれ
展示期間:2018年9月14日(金)~12月12日(水)




サイコロをふって、スタート地点である「ふり出し」からコマを進め、いくつかのマス目をめぐり、一番早くゴールである「上がり」にたどり着いた人が勝ち…。このような遊びは、「絵双六」と呼ばれています。日本では、江戸時代おわりごろから、錦絵の流行などを背景に、さまざまな種類のものがつくられるようになり、庶民の遊びとしておなじみになりました。名所やお店案内などをテーマにした、北海道博物館が所蔵する絵双六を紹介します。

クローズアップ展示3:【北海道150年関連】人と歴史と ―川村カ子トと旭川―
展示期間:2018年7月14日(土)~12月12日(水)




川村カ子ト(1893~1977年)は、上川盆地の「キンクシベツ」(現在の旭川市永山)に生まれました。一家はカ子トの幼少期に旭川の近文に移住、小学校を出たカ子トは、やがて測量の仕事を志します……。 川村カ子トを中心に、その周辺の人々の歩みにも触れながら、一人ひとりの生涯を通して、旭川という地域の歴史と、明治、大正、昭和……と続く時代を生きたアイヌ民族の、さまざまなすがたをたどります。

クローズアップ展示4:【北海道150年関連】仕事とくらしのうつりかわり ―1 毒矢の禁止、そこからの歩み─
展示期間:2018年7月14日(土)~12月12日(水)




明治のはじまりとともに、アイヌ民族の暮らしも大きくその姿を変えてきました。いろいろな仕事や暮らしの場面を例に、その歴史をたどります。 今回は、トリカブトの毒を使った伝統的な狩猟の方法と開拓使による禁止、その後のアイヌの人々の反応について紹介します。

クローズアップ展示5:【北海道150年関連】集治監と囚人労働
展示期間:2018年7月14日(土)~12月12日(水)




近代の北海道では、集治監に収容されていた囚人が道路建設や石炭採掘などに働かされていました。囚人労働が地域開発に大きな役割を果したというのは、「北海道らしさ」の一面だと言えます。集治監が置かれていた場所、労働現場の様子、囚人に対する教誨活動などについて、改めて紹介します。

クローズアップ展示6:【北海道150年関連】北海道百年
展示期間:2018年7月14日(土)~12月12日(水)




高度経済成長ただ中の1968(昭和43)年、「北海道」誕生から100年を記念するとして、いくつもの事業が行われました。北海道開拓記念館(当館の前身)や百年記念塔などの施設の建設、札幌市円山競技場での「北海道百年記念祝典」などです。こうした重厚で華やかな事業の一方では、100年の歴史の意味をどうとらえるかをめぐる議論が巻き起こっていました。

クローズアップ展示7:【北海道150年関連】「生き物たちの北海道」の150年
展示期間:2018年7月14日(土)~12月12日(水)




過去150年、北海道の自然は大きく姿を変えてきました。数を減らした生き物もいます。絶滅した生き物もいます。逆に増え過ぎて、ヒトとの軋轢が生じている生き物もいます。外国や本州以南から新たに入ってきた生き物も増えました。これらはすべて、ヒトの営みの影響による変化です。生き物をとおして、北海道の150年を見つめ直しましょう。そして、この先150年間、ヒトは自然とどうつきあっていくべきか考えてみましょう。

次回予告

クローズアップ展示1

2018年12月15日(土)~2019年4月8日(金)
屏風を読む ―《江差屏風》と《桧山屏風》

18世紀ごろのニシン漁や材木の流送の様子をえがいた《江差桧山屏風》(複製)を展示します。
クローズアップ展示2

2018年12月15日(土)~2019年2月8日(金)
北海道の引札あれこれ

引札とは、明治時代から大正時代における商店の広告ちらしのこと。道内各地でつくられた、さまざまな引札について紹介します。
クローズアップ展示3

2018年12月15日(土)~2019年4月8日(金)
伝承者が生きた近現代 四宅ヤエさん

無形文化への関心が高まっていた昭和40年代。その年代に採集・採録された四宅ヤエさんの資料を当時の社会的な背景にも触れながら紹介します。
クローズアップ展示4

2018年12月15日(土)~2019年4月8日(金)
1870~1920年ごろの札幌

この札幌にも、昔からアイヌ民族がくらしてきました。今回は、“札幌駅から徒歩10分ぐらい”の地域に絞って、「北海道」命名のころからの50年間をたどります。
クローズアップ展示5

2018年12月15日(土)~2019年4月8日(金)
北海道の繊維産業

北海道の繊維産業のあゆみについて紹介します。
クローズアップ展示6

2018年12月15日(土)~2019年4月8日(金)
たくぎん(北海道拓殖銀行)

1998(平成10)年に看板を下ろした北海道拓殖銀行。当館収蔵庫のなかから、北海道に暮らした人たちにとって懐かしいものを紹介します。
クローズアップ展示7

2018年12月15日(土)~2019年4月8日(金)
空飛ぶ鳥の「願いの骨」

鳥と恐竜だけがもつ「叉骨」。占いやお守りに使われてきたため、英語で「ウィッシュボーン(願いの骨)」と呼ばれます。空を飛ぶために洗練された不思議なフォルムにご注目ください。