おしらせ

ロイヤル・アルバータ博物館との友好館および共同研究に関する覚書の調印式がありました

2018.08.02 (木)

本日、カナダ・アルバータ州のロイヤル・アルバータ博物館と北海道博物館の、友好館および共同研究に関する覚書の調印式がありました。

 

同館と北海道博物館とはこれまでも友好提携を結んでいましたが、今年はその更新の年にあたります。 そこで、ロイヤル・アルバータ博物館から来道中のオーウェン B. ボードウィン事業部長と、当館の石森秀三館長および渡辺明彦・北海道環境生活部長が、新たな覚書に調印しました。
また同時に、共同研究に関する覚書も更新しました。

 

 

調印式・展示室視察のようす

館長室にて調印

総合展示 プロローグにて

総合展示 第3テーマにて

総合展示 第5テーマにて

「友好館紹介コーナー」前にて

特別展「松浦武四郎」を見学

ロイヤル・アルバータ博物館について

 

ロイヤル・アルバータ博物館は、アルバータ州の州都・エドモントンにある州立の博物館です。
2005(平成17)年5月、アルバータ州立博物館から現在の名称に改名されました。
以前の所在地から市の中心部に移転し、現在は近日中のリニューアルオープンを目指して準備中です。

ロイヤル・アルバータ博物館
ウェブサイト(英語)

 

北海道博物館とロイヤル・アルバータ博物館との交流について

 

北海道博物館の前身である「北海道開拓記念館」では、1990(平成2)年から、海外の北海道と関連する各地域や北海道と姉妹・友好提携を結んでいる地域の博物館等との学術交流を始め、原則として5年間を単位として協定を結んで共同研究を行ってきました。

 

アルバータ州は、北海道と姉妹提携を結んでいます。 そのアルバータ州を代表する博物館であるアルバータ州立博物館(当時)と開拓記念館は、1993(平成5)年に開拓記念館において特別展「カナダ・アルバータ州先住民の文化」を共同主催したことを契機に、友好を深めていきました。
2000(平成12)年からは、10年にわたって「北方文化共同研究事業」を実施し、2005年10月には「友好館に関する覚書」に調印しました。
その後も、2008(平成20)にはテーマ展「カナディアン・ロッキーと大平原のくにアルバータ」を開催するなど、さまざまな形で交流を続けています。
2013(平成25)年には、開拓記念館とロイヤル・アルバータ博物館の間で「友好館に関する覚書」に再調印、友好関係をさらに強固なものとしました。

 

そして、開拓記念館から北海道博物館となった2015(平成27)年度には、ロイヤル・アルバータ博物館の全面協力により、北海道博物館にて、北海道・アルバータ州姉妹提携35周年記念写真展「Across Borders: Naoki Ishikawa In Celebration of Sister Relations between Alberta and Hokkaido」(主催:北海道・アルバータ州政府)を開催することができました。
また、共同研究に関しての覚書にも調印しており、ほぼ隔年で学芸員・研究職員の派遣・招聘を実施しています。

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