ある夏の日、小学校のなかよし同級生である、大地くんとめぐみちゃんは、夏休みの自由研究課題に「ジオパーク」をとりあげ、北海道という大地の特徴についてくわしく調べることにしました。 「北海道には5 つのジオパークがあるんだって」 「どのジオパークに行く?」 「どこに行ったらいいのか迷っちゃうね」 「そうだ! まずは北海道博物館に行って、ジオパークのことを調べてみない?」 「いいね! そうしよう!」 そして、北海道博物館でジオパークのことを調べようと展示室に入ると…… 「こんにちは」 「あなた……だれ?」 「ぼくはナキウサギの妖精・オコトナ」 「2 人とも、ジオパークへ行きたいんだね」 「うん。でも、どのジオパークへ行こうか迷ってて……」 「ぼくにまかせて!」 「これから君たちをジオパークまでの不思議な旅へ連れていってあげる!」 「え? どうやって??」 「さあ、このジオパーク列車に乗って! すぐに出発するよ!」 「え! え? う、うん!」 「出発進行! さあ、ジオパークへ行こう!」