借用資料のひとつとして、2014年から週刊ヤングジャンプで連載中の漫画、『ゴールデンカムイ』(野田サトル/集英社)から、とあるページの「デジタル生原稿」をお借りして展示することになりました!
「マンガ大賞2016」も受賞したこの漫画は、冒険もの(ファンタジー)でありながらも、アイヌ民族の狩の仕方をはじめとして、アイヌ文化についての説明も詳しいことで、最近は新聞などでも取りあげられています。
けれど、ジオパークと『ゴールデンカムイ』。漫画の舞台でもないし、どういう関係があるのでしょうか。
実は、主人公のひとりであるアイヌ民族の少女・アシリパさんによるアイヌ文化についての解説のなかに、ジオパークにあたる地域の伝説があるのです。
そこで今回、特別展の展示資料として原稿をお借りすることになりました!
『ゴールデンカムイ』を読んで北海道やアイヌ文化に興味をもった方も、まだ読んだことがないひとも、ぜひ北海道博物館で、ジオパーク地域に伝わる、アイヌ民族の伝説に触れてみてください。