クマが寄ってこないように吹いたラッパ

クマが寄ってこないように吹いたラッパ
郵便集配人をはじめ、北海道庁の役人、営林署(現・森林管理署)の職員ほか、クマの出そうな危険地域を通行するさまざまな職業人の間で、クマを除けるためのラッパが吹かれてきました。現在、博物館などに残っている〈クマ除けラッパ〉の多くは、このような長さ20㎝ほどの定型化された金属製のものです。とりわけ北海道では、明治時代から昭和30〜40年代ごろまで、必要とされてきたようです。
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