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一度に大量のニシンを煮るための大釜
獲れたニシンの多くは、「しめかす」という肥料に加工されました。「ニシンかす」とも言います。この大きな鉄釜は、一度に大量のニシンを煮るためのもので、「ニシン釜」と呼ばれました。ニシン釜の多くは、富山県高岡地方で製造されたものです。高岡と北海道のつながりは古く、江戸時代の後半ごろからすでに、高岡産の鉄釜などが北海道にもたらされて来ました。
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