あっちこっち湿地

あっちこっち湿地×おうちミュージアム

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第7回特別展「あっちこっち湿地」関連企画!特別展では、北海道の湿地を取り上げていますが、こちらでは、全国各地の「おうちミュージアム」から湿地について学べる工作・ゲーム・動画などを集めてご紹介します。

特別展「あっちこっち湿地」関連行事として開催を予定していた野外イベント「夏だ!海だ!川だ!湿原だ!全部まとめてシッチフェス!」を、オンラインに変更し8月15日から9月20日に開催しました。アーカイブをこちらからご覧いただけます。

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湿地とは

今から50年前(1971年)、世界初の国際自然保護条約であるラムサール条約が湿地の保護のために結ばれました。
湿地には、湿原・湖・川・干潟・水田など、さまざまな環境が含まれます。湿地は水を蓄え、浄化し、巡らせることで、栄養分の循環や気候の変動にも関わっています。人をはじめほとんどの生きものは、湿地がなくては生きていくことができません。
かつては、日本全土にひろがっていた低地の湿地はほとんどが水田や宅地に代わり、北海道でも明治期以降に急速に開拓が進みました。残された湿地も乾燥化や水質の悪化、開発などの影響を受けており、今後も美しいまま存続するかどうかは、人びとの意識と取り組みにかかっています。

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湿地について学べるおうちミュージアム

北海道博物館(札幌市)

  • 特別展「あっちこっち湿地」ガイドブック

    無料のミュージアムアプリ「ポケット学芸員」の北海道博物館のリスト700番代で読むことができます。アプリダウンロード

    ※会期中のみ公開

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苫小牧市立美術博物館(北海道)

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湿地の花「サワギキョウ」のぬりえにチャレンジ!

大網白里市デジタル博物館(千葉県)

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大網白里市内の泥炭層から出土した「丸木舟」。現在は、館山市の「渚の博物館」に収蔵されています。

長野県霧ヶ峰自然保護センター

ライブカメラや定点写真で、霧ヶ峰の様子をみることができます。八島ヶ原湿原のいまを見てみよう!

琵琶湖博物館

琵琶湖博物館のおうちミュージアムでは、ラムサール条約の登録湿地である琵琶湖について学べます。
Web連載ミクロの世界では、琵琶湖に棲む、顕微鏡でないと見えないような小さな生きものたちの生態を、最新の研究を交えながら紹介しています。

京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」

さすてな京都の周辺は昭和初期ごろまで「巨椋池」「横大路沼」といった大きな湿地がありました。
さすてな京都では「巨椋池」「横大路沼」由来の生態系を保全する取り組みや、当時の環境を再現したビオトープの設置とビオトープに関するイベントを行っています。


オニバス里親プロジェクト
横大路沼に生育していたオニバス等を地域由来の種子から育成し,採取できた種子をさすてな京都に届けてもらう横大路沼由来のオニバスを広げる活動です。

熊本博物館(熊本市)

熊本市内の湧水湿地、江津湖の動植物についての動画をYouTubeで公開しています。

漫湖水鳥・湿地センター(沖縄県豊見城市)

ラムサール条約の登録湿地である漫湖についての動画をYouTubeで公開しています。

漫湖のいきもの図鑑では漫湖の鳥と底生生物、植物、魚類などを調べることができます。
特に魚類は、専門家の皆様の解説&写真付きで90種以上掲載!
そのほかにも、おうちミュージアムでは『鳥の鳴き声』『ぬり絵』などおすすめがいっぱい!

第7回特別展「あっちこっち湿地~自然と歴史をめぐる旅~」開催

湿原、沼、川、湖、干潟… 北海道は湿地の宝庫!
歩いて、感じて、学べる展示が北海道博物館に出現します。

会期:2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)
休館日:毎週月曜日(ただし8月9日、9月20日は開館)、8月10日(火)
※最新の臨時休館の情報をこちらからご確認ください