
北海道の開拓が行われていた時代、戦争の時代、戦争は終わったけれどモノがない時代、人びとが白米を手にすることはむずかしく、白いごはんはあこがれの味でした。
その時代、代わりに「糧飯(かてめし)」(米に雑穀などを混ぜて炊いたもの)、「めんやパン」「じゃがいも」などが主食として食べられました。人びとは白米ではない主食を少しでも美味しくあきないようにしようと工夫しました。じゃがいもを材料にした「いももち」もそのひとつです。
今回ご紹介する「いももち」は現代向けに少しアレンジしてありますが、ぜひおうちで作ってみて、主食としてのじゃがいもの味を楽しんでみてください。
- これは、北海道博物館の前身である旧北海道開拓記念館時代、2006年におこなった体験学習をもとにしたものです。
2020年3月31日公開