博物館実習を希望される学生の皆さまへ

博物館実習について

北海道博物館では、博物館活動の一環として、学芸員資格の取得を希望される学生の方に対して実習の機会を設けることで、博物館に関わる人材育成と博物館活動の普及を行うために、博物館実習生を毎年受け入れています。
実習は例年、8月中~下旬に約10日間の日程で実施しています。

申し込み方法

実習の受入につきましては、例年、当該年度の4月初旬から申込を受け付けています。
受け入れ確定後、指定する期日までに大学からの正式な依頼書類が届いた時点をもって、正式な決定となります。
詳細な情報は、おおむね3月下旬に北海道博物館ウェブサイトのこのページおよび新着情報欄に掲載していますので、当館での実習を検討されている学生(もしくは大学の学芸員課程の担当者)は、適宜確認をお願いします。

令和7年度(2025年度)博物館実習について

実習生の評価について

実習生の評価については、例年、各大学の様式に則って実施しています。
令和6年度には、ルーブリック評価をもとに館内独自の評価基準を設け、各実習生の評価を行った上でそれぞれの大学の様式に変換して提出いたしました。令和6年度の参考例として、評価基準を公開いたします。(※今後もこの基準を用いるとは限りません)

過去の博物館実習の様子

実習内容は毎年度同じではありません。以下は過去の一例です。
この年は10日間の日程で実施し、前半は総合博物館として5つの研究グループが1日ずつ担当し、多様な分野における資料の取扱い方や活用(展示)方法などを学びました。
後半は、前半で学んだことを活かすため、展示製作実習を行いました。


1日目

ガイダンス、館長の講義、資料保存に関する現場レクチャー、北海道開拓の村見学(野外博物館における保存と活用)

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2日目

生活文化研究グループによる実習(羊毛を使用した体験キット製作:準備と活用まで)

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3日目

歴史研究グループによる実習(古文書整理)

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4日目

自然研究グループによる実習(自然観察会の企画と実施)

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5日目

アイヌ文化研究グループによる実習(アイヌ民具資料、文書資料の取扱い方と整理】

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6日目

博物館研究グループ(博物館における図書室の役割、来館者動向調査】

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7〜9日目

展示製作実習

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10日目

製作した展示の解説、全体総括

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