いろいろな除雪具

いろいろな除雪具
雪はねには、専用のへら状の道具や、鉄製のスコップが使われました。へら状の道具は、木や竹で作られ、〈コスキ〉〈カエスキ〉〈雪かき〉〈ジョンバ〉などと呼ばれました。除雪具には、馬にひかせる〈三角そり〉や雪をふみ固める道具もみられます。1950(昭和25)年ごろになると、鉄道の駅構内を中心に〈雪押し〉という道具が考案されます。この形は、〈ママさんダンプ〉や〈スノーダンプ〉などと商品化され、日本の積雪地域の一般家庭に普及しました。
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