おしらせ

平成30年度特別展関連パネル展
「北海道の名付け親・松浦武四郎」開催中!

2018.06.10 (日)

ただ今、北海道庁赤レンガ庁舎2階、北海道博物館サテライト展示室では平成30年度特別展関連パネル展を開催しております。 このパネル展では、北海道博物館(札幌市厚別区)の特別展「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎(6/30~8/26)」関連企画として開催し、蝦夷地踏査やアイヌ民族との交流を中心に、武四郎の生涯をたどります。
 江戸時代、6回にわたって「蝦夷地」と呼ばれていた北海道を踏査し、明治維新後、明治2年(1869)には「蝦夷地」に代わる新しい名称として、「北加伊道」を提案したことなどで、〈北海道の名付け親〉とも呼ばれる松浦武四郎。「北海道命名150年」を迎えた今年は、武四郎生誕200年の年でもあります。お近くにお寄りの際は是非お立ち寄りください。


 

開催概要: 

 

     日時:平成30年6月1日(金)〜8月26日(日) 8時45分〜18時
          場所:北海道庁赤レンガ庁舎2階、北海道博物館サテライト展示室
     料金:無料

     内容:多くの写真資料をとおして、15枚のパネルで武四郎の生涯を紹介。
        写真で紹介している主な資料は以下のとおり。

       (1)石狩川をさかのぼる武四郎とアイヌ民族
          『石狩日誌』(文久元年(1861)刊)より 北海道博物館所蔵
       (2)現在の札幌付近の地図 安政6年(1859) 刊
          『東西蝦夷山川地理取調図』巻 10(部分)北海道博物館所蔵
       (3)武四郎による道名の提案書の下書き 明治2年(1869)
          『道名之儀取調候書附』(部分)松浦武四郎記念館所蔵
       (4)旧幕臣・勝海舟が武四郎のために書いたサイン
          明治時代 『渋団扇帖』第一帖 所収 松浦武四郎記念館所蔵
       (5)武四郎が描いた、アイヌ民族によるツルの舞い 明治時代
         「蝦夷人鶴の舞図」 松浦武四郎記念館所蔵
       (6)1回目から3回目の踏査を終えた武四郎がまとめたアイヌ語の単語集
          松浦武四郎『蝦夷語』所収 嘉永3年(1850)松浦武四郎記念館所蔵
       (7)アイヌ民族や蝦夷地のことを広く紹介するために出版した双六
          松浦武四郎「新板蝦夷土産道中寿五六」 元治元年(1864)刊 北海道博物館所蔵

         ※以上7点は、6月30日からの北海道博物館特別展
         「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」
          で実物を展示します。
         ※武四郎と記念撮影ができる顔出しパネルもあります。   
     

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