おしらせ

新種のアンモナイトが発見されました!

2017.07.11 (火)

三笠市立博物館と北海道博物館との共同研究により、北海道三笠市および羽幌町の約8360万年前の地層から発見されたアンモナイト類の化石標本が新種であることがわかりました。
究論文は、日本古生物学会欧文誌『パレオントロジカル・リサーチPaleontological Research』に投稿され、複数名の専門家による審査を経た後、2017年7月1日発行号で掲載され、正式に発表されました。

 

新種のアンモナイトは、「ユーボストリコセラス・ヴァルデラクサム (Eubostrychoceras valdelaxum) 」と名付けられました。

 

詳しくは、三笠市立博物館のウェブサイトにあるプレスリリース資料をご覧ください。

三笠市立博物館のサイトへ

 

ユーボストリコセラス・ヴァルデラクサムの生態復元図 田近周氏制作・提供

 

レプリカ標本の展示について

 

今回発見された新種アンモナイトのレプリカ標本を、北海道博物館の総合展示室で特別に展示します。
この機会にぜひご覧ください。
 展示期間:7月15日から
 展示場所:総合展示室2F 交流ゾーン
(総合展示の観覧にはチケットが必要です。小中学生、65歳以上の方は無料です。くわしくはこちら。

論文情報

 

論文名 A new species of Eubostrychoceras (Ammonoidea, Nostoceratidae) from the lower Campanian in the northwestern Pacific realm
[北西太平洋地域下部カンパニアン期よりユーボストリコセラス属(アンモナイト目、ノストセラス科)の1新種]
著者名 相場 大佑(三笠市立博物館)
大和 治生(三笠市立博物館ボランティアの会)
栗原 憲一(北海道博物館)
唐沢 與希(三笠市立博物館)
雑誌名 Paleontological Research, vol. 21, no. 3, p. 1–10
[日本古生物学会欧文誌 パレオントロジカル・リサーチ、第21号、第3集、1–10頁]
リンク http://www.bioone.org/toc/jpal/current

 

問合せ先

 

三笠市立博物館 主任研究員・学芸員 相場 大佑(あいば だいすけ)
 TEL: 01267-6-7545
 FAX: 01267-6-8455
 E-mail: aiba698[at]city.mikasa.hokkaido.jp
北海道博物館 博物館研究グループ 学芸員 栗原憲一(くりはら けんいち)
 TEL: 011-898-0456
 FAX: 011-898-2657
 E-mail: anagaudryceras[at]gmail.com
※メールアドレスは「[at]」を「@」に変更して送信ください。

 

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