おしらせ

【プレスリリース】十勝郡浦幌町で産出したアンモナイト化石が北太平洋地域で最後まで生き残っていたアンモナイトであることが判明しました

2015.11.20 (金)

2012年8月に、十勝郡浦幌町で産出したアンモナイト化石(浦幌町立博物館所蔵)が、アンモナイトの絶滅する直前の約6680万年前のものであることが推定され、北太平洋地域で最後まで生き残っていたアンモナイトであったことが判明しました。

この研究成果をまとめた当館の栗原憲一学芸員らによる論文は、日本古生物学会発行の国際誌「Paleontological Research」に受理され、今後掲載される予定です。

詳しくは、次の資料をご覧ください。

2015.11.20北海道博物館プレスリリース(研究成果情報)(PDF・365KB)

産出化石 ディプロモセラス シリンドラセアム(Diplomoceras cylindraceum)
産出化石 ディプロモセラス シリンドラセアム(Diplomoceras cylindraceum

研究成果の公開

本研究の成果を次のとおり展示会やイベントで公開します。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

第3回北海道博物館企画テーマ展「アンモナイトとその魅力」で実物を公開

【会 期】2015年11月28日(土)〜2016年1月17日

【会 場】北海道博物館2階 特別展示室

【時 間】9:30〜16:30(入場は16:00まで)

【休館日】毎週月曜日(ただし、1/11(祝)は開館)、12/17 (木)〜12/18(金)、12/29(火)〜1/3(日)、1/12(火)

【観覧料】無料

 ※詳しくは、第3回企画テーマ展「アンモナイトとその魅力」のページをご覧ください。

共同研究機関3館で同時公開

本研究の共同研究機関である三笠市立博物館、足寄動物化石博物館、浦幌町立博物館において、上記企画テーマ展の開催に合わせ、11/28からレプリカ(複製)を公開します。

三笠市立博物館

足寄動物化石博物館

浦幌町立博物館

 

企画テーマ展関連イベントの開催

本研究の成果は、北海道博物館第3回企画テーマ展「北海道のアンモナイトとその魅力」の関連イベントであるちゃれんが講座『アンモナイトとアオイガイ』で紹介します。

ほかにも、企画テーマ展開催中にはアンモナイトに関する様々な講座を行い、本研究成果を含めた北海道のアンモナイトについて広く紹介します。

【関連イベント】

ちゃれんが子どもクラブ『アンモナイトを解剖しよう』
2015年12月12日(土) 10:00〜12:00
※すでに定員に達したため、募集を締め切りました。

ちゃれんがワークショップ『アンモナイト折り紙で学ぶ生物の「かたち」の不思議』
2015年12月13日(日) 10:00〜12:00 
※お電話でお申込みを受付中です。

ちゃれんが講座『アンモナイトとアオイガイ』
2015年12月19日(土) 13:30〜15:30
※お電話でお申込みを受付中です。

赤れんが講座『館長×学芸員トーク「北海道のアンモナイトとその魅力」展のみどころ』
2016年1月9日(土) 13:30~15:30
※本講座は、事前のお申込みは不要です。会場は、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎・札幌市中央区北3西6)です。

【イベントの申込み】
・赤れんが講座以外の講座は、事前のお申し込みが必要です。
・行事受付専用ダイヤル:011-898-0500
(受付時間 開館日の9:30〜17:00)

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