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【共催イベント】
ストランディングネットワーク北海道創立10周年記念シンポジウム「北海道のストランディング」

2017.06.24(土)

【共催イベント】<br>ストランディングネットワーク北海道創立10周年記念シンポジウム「北海道のストランディング」

「ストランディング」とは、クジラやイルカなどが海岸に打ちあがること。
漂着・座礁などしたクジラやイルカを調べることで、彼らの生態や海の中の環境について探ることができます。
ストランディングネットワーク北海道(SNH)は、北海道内の鯨類(クジラ・イルカ)のストランディングについての情報と標本を収集することを目的に、2007年に創立された研究グループです。
このネットワークの創立10周年記念シンポジウムが北海道博物館で開催されます。
どなたでも参加できますので、興味のある方はぜひおいでください。

イベント概要

日時 2017年6月24日(土) 9:30~16:00
場所 北海道博物館講堂
主催 日本セトロジー研究会
共催 ストランディングネットワーク北海道
北海道博物館
協賛 公益財団法人北水協会

 

チラシ画像

趣旨

ストランディングネットワーク北海道(SNH)は、北海道内の漂着・混獲・座礁鯨類の情報と標本を収集することを目的として2007年に創立された研究グループで、各方面のご協力を得て、今年創立10周年を迎えます。この機会に、今までのSNHの活動の成果や意義を振り返り、今後のSNHの活動をより意義あるものにするとともに、他地域のストランディングネットワークとの連携や発展につなげる議論を行うことを目的として、シンポジウムを開催します。

問い合わせ

このシンポジウムに関するお問い合わせは、以下にお願いします。
日本セトロジー研究会第28回(札幌)大会実行委員会 実行委員長
松石 隆(北海道大学大学院水産科学研究科)
cetoken28(at)gmail.com
※迷惑メール防止のため、アットマーク(@)を「(at)」に置き換えています。

イベント詳細

09:30 開会のあいさつ
09:40 ストランディングネットワーク北海道10年の活動
松石 隆(ストランディングネットワーク北海道代表、北海道大学国際連携研究教育局・水産科学研究院教授)
10:20 SNH創成期~鯨類調査から遺伝研究まで~
北村志乃(岩手大学三陸水産研究センター特任研究員)
10:45 北海道におけるストランディング個体での食性研究
~ストランディングネットワーク北海道でのエピソードも含めて~
松田純佳(北海道大学大学院水産科学院)
11:10 北海道に漂着した鯨類で病理研究をすること
田島木綿子(国立科学博物館動物研究部研究員)
中郡翔太郎(帯広畜産大学岐阜大学大学院連合獣医学研究科)
11:35 北海道に漂着した鯨類における残留性有機汚染物質の蓄積特性
-継続的な試料採集と保存の重要性-
国末達也(愛媛大学沿岸環境研究センター教授)
12:00 休憩
13:00 北海道に漂着した鯨類で漂着物に関する社会教育をすること
~ビーチコーマーさんの足下には死体が転がっている~
志賀健司(いしかり砂丘の風資料館学芸員)
13:25 北海道に漂着した鯨類で古生物に関する社会教育をすること
澤村寛、安藤達郎、新村龍也(足寄動物化石博物館)
13:50 東京農大で鯨類漂着に関する調査に協力することの研究・教育的意義
小林万里(東京農業大学生物産業学部教授)
14:15 帯広畜産大学における教育・研究とストランディングネットワーク北海道(SNH)
佐々木基樹(帯広畜産大学獣医学研究部門教授)
14:40 日本の鯨類ストランディングとSNHの活動
石川創(下関海洋科学アカデミー鯨類研究室室長)
15:05 休憩
15:15 総合討論
座長:山田格(国立科学博物館名誉研究員、日本セトロジー研究会代表)
16:00 閉会

申し込み方法

以下のリンクからお申し込みください。

申込フォーム(外部リンク)

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